映画女優　オリヴィア・ワイルド　Olivia Wilde

Olivia Wilde　　

オリヴィア・ワイルド

本名： Olivia Jane Cockburn
生年月日： 1984年3月10日
出身地：米ニューヨーク州／ニューヨーク
身長： 171cm

　父親はアイルランド人のジャーナリスト、母親はプロデューサー及びジャーナリスト。ワシントンD.C.の高校に在籍していたが、フィリップス・アカデミーに編入。卒業後、アイルランド・ダブリン市内の演劇学校で演技を学んだ。
　国籍はアメリカとアイルランドの二重国籍。芸名のワイルドはオスカー・ワイルドに由来する。
　2004年、カタブツの高校生が、隣に引っ越してきた元アダルト女優に翻弄されながら、次第に奔放な彼女に惹かれ、自分を見つめ直し成長していく姿を描いた青春ラブ・コメディ、ルーク・グリーンフィールド監督＆エリシャ・カスバート主演の「ガール・ネクスト・ドア」に出演。
　そして同年、ドラマティックな展開を繰り広げるストーリーや西海岸の最先端ファッションなどが見事視聴者の間で話題を集め、ティーンを筆頭に大ヒットのテレビシリーズとなった「The O.C.」のシーズン2でアレックス・ケリー役を演じ、注目を集めた。同ドラマで、主演のミーシャ・バートン、レイチェル・ビルソンは大ブレイクした。
　2005年には、結婚式で久々に再会した男と女を、映画全編にわたって左右に2分割された画面で描く、ハンス・カノーザ監督の「カンバセーションズ」にエレベーターに同乗したブライズ・メイド役で出演、アーロン・エッカートやヘレナ・ボナム＝カーターと共演した。
　翌2006年には、ブラジルにやって来たバックパッカーの若者たちが罠にハメられ、臓器売買の標的にされてしまったことから決死の逃走劇を繰り広げるさまを描いたサバイバル・スリラー、ジョン・ストックウェル監督の「ブラッド・パラダイス」に出演している。
　同年、実在の殺人事件を基にした、誘拐事件から3日間の出来事を描いた、ニック・カサヴェテス監督の犯罪サスペンス「アルファ・ドッグ破滅へのカウントダウン」にアンジェラ・ホールデン役で出演、ブルース・ウィリス、シャロン・ストーンら豪華キャストと共演した。
　2007年からは、診断医としての評価は高いが一匹狼で捻くれ者のハウスとそのチームが、他の医師が解明出来なかった病の原因をそれぞれ専門分野の能力や個性を生かして突き止めていく姿を描く、医療ドラマ「Dr.HOUSE」にレミー・ハドリー“サーティーン”役で出演。
　ひょんなことから伝説的麻薬王ボビー・Ｚの替え玉をさせられるハメになった小悪党の主人公が、次々と直面する危機に立ち向かうさまを軽快なテンポで描く痛快クライム・アクション、ジョン・ハーツフェルド監督の2007年「ボビーZ」では、エリザベス役を演じた。
　2008年には、『マキシム』誌による“2009年のハリウッドを引っ張っていくホットで若いセレブ8名”のひとりに選ばれたり、ティーン・チョイス・アワードにノミネートされた。
　そして2009年、『マキシム』誌による“セクシーな女性100人”では、第1位に選ばれた。
　2010年には、米ディズニー製作の実写3D大作、ジョセフ・コシンスキー監督のSFファンタジー「トロン:レガシー」にクオラ役で出演、オスカー俳優のジェフ・ブリッジスと共演している。

　私生活では、2003年6月7日に映画製作者及びフラメンコ・ギタリストのTao Ruspoliと結婚。現在はロサンゼルス在住。菜食主義者でもある。