歌手＆映画女優　ヴァネッサ・ウィリアムス　Vanessa Williams

Vanessa Williams　　

ヴァネッサ・ウィリアムス

本名： Vanessa Lynn Williams
生年月日： 1963年3月18日
出身地：米ニューヨーク州／タリータウン身長： 168cm

★ ヴァネッサ・ウィリアムスを語る時、必ずついて回るのが “黒人初のミス・アメリカ” という栄冠。
しかし、それは単なるスタートに過ぎなかった。やがてヴァネッサは歌手となり、さらには女優へと活動の幅を広げていった…。

　1983年に、アフリカ系アメリカ黒人女性としては初めて第59代“ミス・アメリカ”に選ばれるが、雑誌でヌードを披露していたことを理由に栄冠を剥奪される。
　シンガーとしては、1987年にアルバム『The Right Stuff』でデビュー。同アルバムは、ゴールド・ディスクを獲得。彼女もグラミー賞で新人賞他3部門にノミネートされた。
　セカンド・アルバム『コンフォート・ゾーン』以降も世界的に活躍。最大のヒット曲でもある全米NO.1ソングのメガ・ヒット『セイヴ・ザ・ベスト・フォー・ラスト』を始め、ブライアン・マックナイトとのデュエットで全米最高3位を記録した『ラヴ・イズ』(サントラ『ビバリーヒルズ青春白書』収録)、TBS系TVドラマ協奏曲主題歌：『アルフィー』等、数多くのヒット曲を持っている。
　彼女は、音楽界での成功のみならず、TVや映画、ミュージカルといったショウビズ界全般で活躍している。
　映画では、重大事件の証人の安全を守るため、彼らの過去を消し去る特殊任務を請け負う政府特別情報局員の活躍を描くサスペンス・アクション、チャールズ・ラッセル監督の1996年「イレイザー」にヒロインのリー・カレン役で出演、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームズ・カーン、ジェームズ・コバーンらと共演。
　1997年には、家族愛で結ばれた黒人一家の絆を描いたハートフルな一編、ジョージ・ティルマン・ジュニア監督の「ソウルフード」で才色兼備の弁護士である長女テリーを演じた。
　彼女はダンスの腕前は超一流で、ラテンダンスの“サルサ”に挑戦する美女の奮戦を描いたドラマ、ランダ・ヘインズ監督の「ダンス・ウィズ・ミー」にダンス・インストラクターのルビー役で出演、華麗なラテンダンスとサルサを披露してる。
　2004年には、住まいのカリフォルニアから実家のミズーリ州へ旅行に出掛けたダメ親父と個性豊かなジョンソン一家のハプニングだらけのドタバタ珍道中を描いたファミリー・コメディ、クリストファー・アースキン監督の「ジョンソン一家のババババケーション！」に妻ドロシー役で出演、歌もダンスも披露した。同作は、全米3週連続TOP10入りを記録。
　近年では、シングルマザーとして生きると決心し、精子提供で子供を授かるも提供した相手と出会い、次第に彼へ惹かれていくヒロインの恋の行方を描いたロマンティック・コメディ、リチャード・シェンクマン監督の2007年「アンド・ゼン・ケイム・ラブ」に敏腕ジャーナリストのジュリー役で出演している。
　ミュージカルでは、ブロードウェーのミュージカル1994年「蜘蛛女のキス」に抜擢され、これまでの音楽での才能をミュージカルで発揮した。また2002年には、トニー賞にノミネート。その他では、ケネディセンターで上演された「カルメンジョーンズ」にも出演している。

　私生活では、1987年1月、当時のマネージャー、ラモン・ハーベイと結婚し、3人の子をもうけるが1997年に離婚。その後、NBAロサンゼルス・レイカーズのプロバスケ選手リック・フォックスと1999年9月に再婚し、1女をもうけるが2005年に離婚した。