映画女優　テレサ・ラッセル　Theresa Russell - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Theresa Russell　　

テレサ・ラッセル

本名： Theresa Paup
生年月日： 1957年3月20日
出身地：米カリフォルニア州／サンディエゴ
身長： 169cm

　12歳の時、カメラマンによって見いだされモデルを始める。その後、ハッピーエンドの物語を創り出すハリウッド黄金時代を背景とした、男と女の愛の物語、エリア・カザン監督＆ロバート・デ・ニーロ主演の1976年「ラスト・タイクーン」でセシリアを演じ、映画デビューを果たす。
　夫のニコラス・ローグが監督した1982年「錆びた黄金」では、ジーン・ハックマン、ジョー・ペシ、ルトガー・ハウアー、ミッキー・ロークら豪華キャストと共演。
　1987年には、富豪の独身男性と次々に結婚し、その都度、相手を殺害して巨万の富を築く女と、彼女のあとを追う司法省捜査局の女職員の対決を描くサスペンス・ミステリー、ボブ・ラフェルソン監督の「ブラック・ウィドー」にキャサリン役で出演（濡れ場も熱演）、デブラ・ウィンガー、デニス・ホッパーらと共演。同作では、タイトル通り“交尾の後、オスを食い殺すメスグモ＝ブラック・ウィドー”そのものな、毒蜘蛛のように残忍で、毒々しいまでに美しい薔薇のように艶やかな悪女を演じている。
　現実と幻想を錯綜させつつ描く一種のセラピー映画、ニコラス・ローグ監督＆ゲイリー・オールドマン共演の1988年「トラック29～天国列車で行こう～」では、リンダ役で出演。
　1990年には、ソンドラ・ロック監督の刑事サスペンス「インパルス」に上司と不倫の関係にある女刑事ロティ役で主演した。
　フロリダを舞台にスリリングな男女の駆け引きが展開するサスペンス、ジョン・マクノートン監督の1998年「ワイルドシングス」ではサンドラ役で出演、ケヴィン・ベーコン、マット・ディロン、ネーヴ・キャンベルらと共演。
　近年では、個性派女優ロザンナ・アークエットが“仕事と家庭の両立”、“売れない中年女優の悩み”など、自身の悩みをストレートに同業者の女優たちにぶつけたドキュメンタリー、2002年「デブラ・ウィンガーを探して」に出演している。

　私生活では、1982年にイギリスの映画監督ニコラス・ローグと結婚し、二人の子供をもうけた。