映画女優　ドミニク・スウェイン　Dominique Swain

Dominique Swain　　

ドミニク・スウェイン

生年月日： 1980年8月12日
出身地：米カリフォルニア州
身長： 175cm
デビュー作品：ロリータ

　ハイスクール在学中の15歳のとき、エイドリアン・ライン監督の1997年「ロリータ」で、2500人の候補者の中からヒロイン・ロリータ役に抜擢された。この作品は、“ロリータ・コンプレックス”という言葉を生み出したことでも有名な、少女愛をテーマに描いたナボコフの小説を再映画化したもので、ナイーブなインテリ教授を演じたジャレミー・アイアンズの性格描写と小悪魔的なロリータ役に扮したドミニク・スウェインの好演が光っている。
　ジョン・トラヴォルタ、ニコラス・ケイジ主演のジョン・ウー監督作品、同年「フェイス／オフ」では、ジョン・トラヴォルタの不良娘ジェイミー役を演じている。
　ジョナサン・カーン監督の1999年「ガールズ・ガールズ」では、中流階級のハイスクールの女学生役を演じ、ロック歌手役のタラ・リードらと共演。
　2000年には、ファッション業界の表と裏を描いたサクセス・ストーリーのマイケル・ラング監督作「インターン」に主演し、グウィネス・パルトロウと共演を果たした。
　また同年には、ティーンエイジの少女たちがセックス絡みの悪さをするという青春映画、クリスティーナ・ピーターズ監督の「禁断の蕾（つぼみ）」に出演した。
　ゾーイ・クラーク・ウィリアムズ監督のサスペンス2002年「ベスト・フレンド」では、ミア・カーシュナーと共演。
　近年では、呪文を唱えると呪われた魔女が甦るという都市伝説ホラー、ロバート・ウィルソン監督の2007年「デッド・メアリー　鮮血浴」に主演している。

　彼女は、中年男性を弄ぶ妖艶な少女から、レズビアン、不良娘、などなどけっこう激しい役どころが多く、それをサラっとやりこなせてしまう演技派女優。
　私生活でも、大学院まで卒業している。妹のチェルシー・スウェインも同じく女優で、ソフィア・コッポラ初監督作品1999年「バージン・スーサイズ」にボニー役で出演している。