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ソフィア・ローレン
 生年月日： 1934年9月20日 出身地： イタリア／ローマ 身長： 174cm 父親は建築技師だが妻子がおり、つまり母親は彼の愛人だった。 ソフィアが生まれると、母親は故郷ナポリの北にあるポッツォーリに連れ帰って育てる。 第２次大戦中、母娘は身を寄せ合って戦火、飢えと闘った。 戦後の1949年、すでに抜群のプロポーションを誇っていた彼女は、ナポリの海の女王コンテストに入賞。その賞金でローマに戻った。 同年、母娘そろって「クォ・バアデイス」という映画にエキストラで出演したのがきっかけで、1950年代にイタリアで多数の映画に出演するようになる。 当初は女優として食べていけず、上半身ヌードで出演したり、雑誌のモデルも経験する。 彼女の名を世界的に広めたのは、マリオ・ソルダーティ監督の「河の女」(1954年)。マンボのリズムに乗って躍動する肉体と野性美は、圧倒的な迫力で大衆の心をつかんだ。 その後ハリウッドに招かれ、スタンリー・クレイマー監督「誇りと情熱」(1957年)をスタートに数多くの作品に出演。「黒い蘭」(1959年)では、ベネチア映画祭主演女優賞。 彼女は1961年の「ふたりの女」でアカデミー主演女優賞およびカンヌ映画祭の主演女優賞を受賞し、1964〜1970年にはイタリアきってのプレイボーイ俳優マルチェロ・マストロヤンニと幾つかの作品で共演、名コンビとして評価される。なかでも1970年の「ひまわり(Sunflower)」は不朽の名作として多くのファンを開拓。 彼女は単なる野性派・官能派女優ではなく内面的演技も巧みで、女優として寿命が長く、1950年代から1990年代に至るまで世界のトップ女優・国際女優としての地位が一度も揺らいだことはなかった。戦後イタリア映画が生んだ大女優である。  
1951 アンナ 1951 クォ・ヴァディス 1953 ナポリの饗宴 1954 侵略者 1954 河の女 1954 無常なるかな人生 1955 殿方ごろし 
1955 バストで勝負1957 島の女 1957 失われたものの伝説 1957 誇りと情熱 1958 楡の木蔭の欲望 1959 鍵 1959 月夜の出来事 1959 黒い蘭 
1959 私はそんな女1960 西部に賭ける女 1960 ナポリ湾 1960 バラ色の森 1960 求む！ハズ 1961 ふたりの女 アカデミー主演女優賞受賞 1961 エル・シド 1961 戦場を駈ける女 
1962 ボッカチオ'701962 真夜中へ五哩 1962 アルトナ 1963 昨日・今日・明日 1964 ローマ帝国の滅亡 1964 あゝ結婚 1965 クロスボー作戦 1965 レディＬ 
1966 栄光の丘1966 アラベスク 1967 チャップリンの伯爵夫人 1967 イタリア式奇蹟 1969 ひまわり 1971 結婚宣言 1972 ラ・マンチャの男 1973 旅路 
1974 愛の終りに1974 逢いびき 1975 ガンモール 1977 カサンドラ・クロス 1977 特別な一日 1978 ブラス・ターゲット 1979 愛の彷徨 1979 リベンジャー 
1979 ふたりの女1980 美女誕生 ソフィア・ローレン 1986 勇気 1988 ルシアの生涯 1994 プレタポルテ 1995 ラブリ−・オ−ルドメン  
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