映画女優　シェリル・リー Sheryl Lee - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Sheryl Lee　　

シェリル・リー

本名： Sheryl Lee Diamond
生年月日： 1967年4月22日
出身地：ドイツ／アウグスブルグ
身長： 166cm

　１歳の時、米コロラドに移住。幼い頃からダンサーを目指していたが、15歳の時に足をケガしたため女優志望に転向。シアトルで演技の個人レッスンを受けた。
　初舞台「悪い種」を見て感銘を受けた鬼才デビット・リンチ監督が、全米を震撼させたTVシリーズ「ツイン・ピークス」で“世界一美しい死体”と称されたローラ・パーマーの死体役に起用、一躍有名に。同作は、日本でも1991年3月にWOWOWの開局記念目玉番組として放送開始。7月にはビデオレンタルが開始されるが、常に貸出中の札がかかり全然借りられないというクレームが出るなど、瞬く間にブームは日本に飛び火した。

　映画版1992年「ツイン・ピークス／ローラ・パーマー最期の七日間」では、生存中のローラを演じた。
　その後、20世紀最大のロック・グループ、ビートルズの初期メンバーであったスチュアート・サトクリフが、恋人への愛とアートに情熱を注いだ21年間の生涯を描いた青春映画、イアン・ソフトリー監督の1992年「バック・ビート」でスチュアートの恋人アストリッドを演じ、そのイメージを払拭。
　卒業記念に世間を騒がせるいたずらを実行した若者たちが、本物の銀行強盗事件に巻き込まれる異色サスペンス、ポール・ワーナー監督の1995年「男たちの危険な午後」では、パティ役で出演。
　1997年には、フィリップ・ハース監督が“性革命”のうねりを映像化した官能問題作、「インモラル・ビーチ　灼熱の貞操帯」で主演した。
　ジョン・カーペンター監督が吸血鬼を題材に描くアクション・ホラー、1998年「ヴァンパイア／最期の聖戦」でも、出番は少ないものの娼婦カトリーナ役で印象に残る演技をみせている。