映画女優　リッキー・レイク　Ricki Lake - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Ricki Lake　　

リッキー・レイク

本名： Ricki Pamela Lake
生年月日： 1968年9月21日
出身地：米ニューヨーク州
身長： 163cm

　大学在学中にオーディションに合格して、歌とダンスを背景に1960年代の風俗を描くコメディ、ジョン・ウォーターズ監督＆脚本の1988年「ヘアスプレー」で太めの少女トレイシーを演じ、主役映画デビュー。以後、ジョン・ウォーターズ作品の常連となる。
　同年、証券業界を舞台に、ビジネスと恋に賭けた女の闘いと、アメリカン・ドリームを描く、マイク・ニコルズ監督の「ワーキング・ガール」では、ハリソン・フォード、シガニー・ウィーヴァー、メラニー・グリフィスらと共演。
　翌1989年には、マフィアの権力抗争に巻き込まれた父娘の活躍を描くコメディ映画、スーザン・シーデルマン監督の「私のパパはマフィアの首領」で主人公の娘の友人ピアを演じ、ピーター・フォークと共演。
　1992年には、ハリウッド大通りを溜り場にするストリート・キッズたちの姿を描いたセミ・ドキュメンタリー・タッチの群像ドラマ、マーク・ロッコ監督＆脚本の「ハートブレイク・タウン」にブレンダ役で出演、ララ・フリン・ボイル、アリッサ・ミラノ、ウィル・スミスらと共演。
　その後、125ポンド（約57キロ）という大減量に成功し、1993年より、アメリカのテレビ番組「リッキー・レイク・ショー」という自分のトークショー（毒舌トークや、自身の整形やダイエットのネタ）を持ち、全米でも人気の司会者となっている。
　社会に溢れる理不尽な輩に怒りの鉄槌を降り下ろし、殺人を繰り返す良き家庭の平凡な主婦の姿を通して、現代人の心の中に巣食うフラストレーションと怒りと殺人衝動を鋭くえぐる悪趣味なブラックユーモアに満ちたホーム・ドラマ、ジョン・ウォーターズ監督の1994年「シリアル・ママ」では、キャスリーン・ターナーの娘ミスティを演じている。
　列車事故に巻き込まれた貧しい娘が、運命のいたずらで一転、大富豪の令嬢となる様を描いたシンデレラ・ストーリー、リチャード・ベンジャミン監督の1996年「くちづけはタンゴの後で」では、田舎育ちの貧乏娘コニー・ドイル役を演じ、シャーリー・マクレーン、ブレンダン・フレイザーらと共演。
　2000年には、ジョン・ウォーターズ監督が28年ぶりにメガホンをとった、映画界への最終戦争ともいえるアクションムービー、メジャー映画を糾弾するテロリスト集団を描いた異色コメディ「セシル・B　ザ・シネマ・ウォーズ」に出演。
　近年では、ジョン・ウォーターズの同名カルトムービーを基にした大ヒット・ミュージカルを映画化、アダム・シャンクマン監督の2007年「ヘアスプレー」の終盤でスカウト･エージェント役で出演、ジョン・トラヴォルタ、ニッキー・ブロンスキー（トレイシー役）、ミシェル・ファイファーら新旧豪華キャストと共演している。同作は、前作監督のジョン・ウォーターズが近所の露出狂のおじさん役で少し顔を出し、ジョン・トラボルタが特殊メイクで巨漢の女性を演じて話題を呼んだ。