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Rebecca De Mornay  


レベッカ・デモーネイ



本名: Rebecca Jane Pearch
生年月日: 1961年8月29日
出身地: 米カリフォルニア州/ロスアンジェルス
身長: 166cm
デビュー作: 1982年「ワン・フロム・ザ・ハート」

 父親はラジオやテレビのコメンテーターWally Georgeだが、母親とその再婚相手に育てられる。子供時代をは、旅行好きの母親に連れられ、ヨーロッパを転々とする。高校卒業後アメリカに戻り、リー・スタラスバーグのもとで演技を学ぶ。
 21歳の時、ラス・ベガスを舞台に3人の男と3人の女の恋と別離を描くミュージカル・ロマンス映画、フランシス・F・コッポラ監督の1982年「ワン・フロム・ザ・ハート」で端役ながら映画デビューを果たす。
 1983年には、 大学入試をひかえた豊かな中産階級育ちの主人公が両親の留守中にひき起こすお金目あての乱痴気パーティーの顛末と高級コールガールとの恋を描く青春映画、ポール・ブリックマン監督の「卒業白書」で、トム・クルーズ扮する高校生に電話で呼ばれるコールガールの役を演じた。この共演がもとで彼女はトム・クルーズと同棲を始めるが、結局は別れてしまう。
 消防士兄弟の葛藤と日夜火災と戦い続ける男たちの群像を描いた大作ドラマ、ロン・ハワード監督の1991年「バックドラフト」では兄嫁のヘレンを演じ、カート・ラッセル、ロバート・デ・ニーロ、ウィリアム・ボールドウィンらと共演。
 そして、たて続けに夫と子供を失った女が繰り広げる壮絶な復讐劇を描いた、サスペンス・スリラー、カーティス・ハンソン監督&アナベラ・シオラ共演の1992年「ゆりかごを揺らす手」のペイトン役で注目され、怖い女を演じさせたら彼女の右に出るものはいないといわれる程、迫真に迫る演技で一躍有名になる。
 その後、美しき犯罪心理学者を襲う恐怖を描いた、エロティックなサイコ・ミステリー、 ピーター・ホール監督&アントニオ・バンデラス共演の1995年「ストレンジャー」でも、二重人格の女を見事に演じきっている。
 そして、ロン・センコウスキ監督のサスペンス1999年「フェロモン」(日本未公開)では、製作総指揮と主演を務めている。
 2000年には、官能シーンがたっぷりでストーリー展開もテンポ良く楽しめる、リンドン・チュバック監督のミステリー「ダブル・テンプテーション」で、キーファー・サザーランドの巧妙な罠にはまる、潜入捜査官時代のトラウマを抱えている保険調査員を演じた。
 近年では、全米で2億ドルを超えるメガヒットを記録した日本劇場未公開の痛快ラブコメディ、他人の結婚式に忍び込んでは女の子をナンパするおバカなお調子者コンビそれぞれの恋の行方をコミカルに描く、デヴィッド・ドブキン監督の2005年「ウエディング・クラッシャーズ」にMrs.クローガー役で出演している。
 彼女は、貞淑な妻から悪女まで幅広い役柄をこなす実力演技派女優であり、また近年は、プロデューサー業にも進出している。

 私生活では、トム・クルーズと2年半ほど同棲した後、小説家のブルース・ワーグナーと結婚(短期間)していたことがあるが離婚。その後、スポーツキャスターであるパトリック・オニール(俳優ライアン・オニールの息子であり、俳優のパトリック・オニールとは別人)と結婚、2児をもうけたが2002年に離婚している。




1982 ワン・フロム・ザ・ハート
1983 卒業白書
1983 テスタメント
1985 スラッガーズ・ワイフ
1985 バウンティフルへの旅
1985 暴走機関車
1986 モルグ街の殺人
1988 可愛い悪女
1988 マドンナ・コップ
1989 新・三銃士 華麗なる勇者の冒険
1989 ディーラーズ
1990 ラスト・カウントダウン 大統領の選択
1991 都合のわるい女 ジェラシー・ゲーム
1991 バックドラフト
1992 ゆりかごを揺らす手
1993 ビジター 欲望の死角
1993 誰かが見ていた
1993 ギルティ 罪深き罪
1993 三銃士
1995 ストレンジャー
1996 ザ・ウィナー
1997 シャイニング <TV>
1997 コン・ラヴァー
1999 シック・アズ・シーヴス
1999 フェロモン
2000 ダブル・テンプテーション
2003 “アイデンティティー”
2004 ヒラリー・ダフのハート・オブ・ミュージック
2005 ロード・オブ・ドッグタウン
2005 ウエディング・クラッシャーズ


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