映画女優　レイチェル・ワイズ　Rachel Weisz - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Rachel Weisz　　

レイチェル・ワイズ

生年月日： 1971年3月7日
出身地：イギリス／ロンドン
身長： 170cm

　英国ロンドンのユダヤ系の家庭に生まれる。14歳からモデルを始め、17歳で女優になることを決意。
　名門ケンブリッジ大学で英文学を専攻する傍ら、この頃から演技を学び始め、ふたりの仲間とともに“トーキング・ダン”という劇団を結成し、エジンバラ演劇祭でガーディアン賞を受賞。
　その後も舞台を活躍の場とし、ショーン・マサイアス演出の「生活の設計」でロンドン批評家協会の新人賞を受賞して注目される。
　マッド・サイエンチストが造り上げたロボット兵器‘デスマシーン’に、たった1人で闘いを挑む女性の姿を描く、スティーヴン・ノーリントン監督の1995年「デスマシーン」で映画デビュー｡
　その後、イタリア、トスカーナ地方を舞台に、19歳のアメリカ人の少女のひと夏の体験を描く青春映画、イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督＆リヴ・タイラー主演の1996年「魅せられて」では、ヒロインの友人役を好演している｡
　同年には、新エネルギー開発に絡む陰謀に巻き込まれた青年エンジニアの決死の逃避行を描いたサスペンス・アクション、キアヌ・リーヴスやモーガン・フリーマンと共演した、アンドリュー・デイヴィス監督の「チェーン・リアクション」でハリウッド・デビューも果たした。
　以後ハリウッドとロンドンを行き来しつつ、話題作に出演して人気女優の仲間入りを果たす。
　砂漠の奥地に眠る“死者の都”に財宝探しに赴いた一行と生きながら葬られてこの世に再び甦った魔道士の戦いを描いた冒険アクション、スティーヴン・ソマーズ監督の1999年「ハムナプトラ／失われた砂漠の都」では、ヒロインのイブリン役を好演し、一気にその名を知らしめた。
　ジュード・ロウやジョセフ・ファインズと共演した、第2次世界大戦のスターリングラード戦を舞台に、実在したスナイパー、ヴァシリ・ザイツェフの生きざまを壮大なスケールで描く、ジャン・ジャック・アノー監督の2001年「スターリングラード」でもヒロイン役を好演。
　そして2001年の大ヒット作、「ハムナプトラ／失われた砂漠の都」の続編、スティーヴン・ソマーズ監督のエジプトを舞台にしたスペクタクル・アドベンチャー「ハムナプトラ2／黄金のピラミッド」では、格闘シーンにも挑戦して素晴らしいアクションを披露。同作で一躍トップ映画スターの座についたが、今なお舞台活動にも意欲的に取り組んでいる。
　2003年には、若き詐欺師がひょんなことから大金強奪を強要され、様々な思惑を秘めた人間関係と絡み合いながら実行する様子をスリリングかつユーモラスに描く、ジェームズ・フォーリー監督のアクション・スリラー「コンフィデンス」にリリー役で出演、エドワード・バーンズ、ダスティン・ホフマン、アンディ・ガルシアらと共演した。
　そして、フェルナンド・メイレレス監督の世界各国で絶賛されたサスペンス・アクションの傑作、2005年「ナイロビの蜂」では、英外交官の妻で国際的な製薬会社の陰謀を探る社会活動家を演じ、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞、第78回アカデミー賞の助演女優賞に輝いた。

　私生活でも、新作「Fountain」で仕事を共にしたダーレン・アロノフスキー監督と2006年1月に婚約、待望の第一子誕生も控え、二重の喜びに包まれている。