映画女優　クレマンス・ポエジー Clemence Poesy

Clemence Poesy　　

クレマンス・ポエジー

本名： Clemence Guichard
出身地：フランス／パリ
生年月日： 1982年11月30日
身長： 170cm

　幼い頃にエティエンヌ・ギシャールの「Le Dragon」と「Mai '45 Mai '95」の舞台で演技を始める。
　その後、フランスで最も格式のある演劇学校、コンセルバトワールで演技を学んだ。
　ニナ・グロス監督の2003年「L' Ete d' Olga」のヒロイン役やフランシス・パラウ監督の同年「Bienvenue chez les Rozes」のキャロル・ブーケの娘役など、フランスでは数多くの映画に出演しており、よく知られた存在である。
　テレビ・ドラマやミニ・シリーズでは、オリビエ・ペレイ演出のテレビ・シリーズ「La Vie Quand Meme」やパトリス・マルティノー演出の「Tania Borealis」などに出演、彼女を有名にするのに一役買った。
　2004年には、17世紀のイギリスで実際に起きた、カトリック弾圧反対派による国王一派暗殺計画を題材に描いたBBCテレビのミニシリーズ、ギリーズ・マッキノン演出＆ロバート・カーライル主演の壮大な歴史アクション「レジェンド・オブ・サンダー」にメアリー役(スコットランド女王)で出演。同作では、英語で初めて大きな役を演じ、フランス国外で外国語を使っても見事に演じられることを証明。同時にイギリスでも知られる存在となった。
　映画では、イギリスの児童文学作家J・K・ローリングが2000年に発表した、子ども向けのファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの第4巻を映画化した、マイク・ニューウェル監督の2005年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」にフラー・デラクール役として出演、世界的に有名に。
　同作では、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役のルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンと共演している。
　また同年には、ローラン・ブーニク監督の時代もの「Mon Prisonnier」やフランスの新進気鋭監督エリック・フォレスティア監督がテレビ業界を皮肉な目でとらえたラブストーリー「Les Animaux Domestiques」など祖国フランスの映画にも出演、意欲をみせている。

　彼女は、英語でアクセントを変えることのできる数少ないフランス女優のひとりで、フランスの慎み深い女王役から、元気いっぱいのアメリカ娘役まで、違和感なく演じ分けることができる。