映画女優　エリザベス・パーキンス　Elizabeth Perkins

Elizabeth Perkins　　

エリザベス・パーキンス

本名： Elizabeth A. Perkins
生年月日： 1960年11月18日
出身地：米ニューヨーク州／ニューヨーク
身長： 173cm

　ニューヨーク市クイーンズで生まれヴァーモント州で育つ。高校時代に見た芝居に感激し、女優を志すようになる。卒業後、グッドマン・スクール・オブ・ドラマで3年間修行を積む。
　1984年、ブロードウェイでニールサイモン作の「ブライトン・ビーチ回顧録」に出演。
　2年後の1986年、束縛されない自由な恋愛を望む若い男女の姿を描く、エドワード・ズウィック監督＆ロブ・ロウ、デミ・ムーア主演の「きのうの夜は…」の幼稚園の先生ジョーン役で映画デビュー。
　1988年には、早く大人になりたいという夢を持つ12歳の少年が、突然35歳の大人に変身して巻き起こる騒動を描く、ペニー・マーシャル監督＆トム・ハンクス主演の「ビッグ」に美人でやり手の重役スーザン役で出演、持ち前の美貌と演技力を十分に発揮して注目を受けた。
　男と女の恋愛におけるそれぞれの言い分を両方の側から描いたロマンティク・コメディ、ケン・クワピス＆マリサ・シルヴァー共同監督の1991年「ヒー・セッド、シー・セッド　彼の言い分、彼女の言い分」ではヌードも披露して熱演、ケヴィン・ベーコン、シャロン・ストーンと共演。
　1994年には、本物のサンタクロースを自称する老人が巻き起こす騒動を通じて、夢を信じることのすばらしさをうたい上げたハートフルなドラマ、レス・メイフィールド監督の「34丁目の奇跡」にイベント責任者のドリー役で出演。
　ニューヨーク近郊を舞台に、姉、その親友、妹、継母の4人の女のそれぞれの人生模様を都会的な洗練された台詞でつづる女性映画、デイヴィッド・アンスポー監督の1995年「ムーンライト＆ヴァレンチノ」では詩人で大学講師のレベッカ役で主演、ウーピー・ゴールドバーグ、グウィネス・パルトロウ、キャスリーン・ターナーらと共演した。
　2000年には、中絶問題を扱った「スリーウイメンこの壁が話せたら」の続編で3話のオムニバス形式からなる、異なる時代に同じ家に住んだ、レズビアン・カップルのエピソードを描く、テレビ映画「ウーマン・ラブ・ウーマン」の第1話にアリス・ヘンリー役で出演している。
　2005年には、鈴木光司原作のジャパニーズ・ホラー「リング」を、ハリウッドでリメイクし2002年に大ヒットを記録した「ザ・リング」の続編、中田秀夫監督＆ナオミ・ワッツ主演の「ザ・リング２」でDr.エマ・テンプル役を演じた。
　同年、出会い系サイトで出会った中年男女の恋の行方を優しいタッチで綴るラブストーリー、ゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグ監督の「理想の恋人.com」にキャロル役で出演、ダイアン・レイン、ジョン・キューザックと共演。
　近年は、カリフォルニア州郊外に住む未亡人が、二人の息子を養うため、大麻の密売人になる姿を描く、2005年からアメリカ合衆国のショウタイム局で放送されているテレビシリーズ「Weeds ～ママの秘密」に主人公ナンシー（メアリー＝ルイーズ・パーカー）の友人役で出演している。

　私生活では、俳優のテリー・キニーと結ばれたが1988年に離婚。2000年に、アルゼンチン出身の俳優ジュリオ・マカットと結婚した。