映画女優　オルガ・キュリレンコ　Olga Kurylenko

Olga Kurylenko　　

オルガ・キュリレンコ

生年月日： 1979年11月14日
出身地：ウクライナ／ベルジャンスク
身長： 175cm

　☆シャルロット・ゲンズブールやヴァネッサ・パラディに続く”フレンチロリータ”と称される注目の美人女優。

　13歳の時にモスクワの地下鉄でキャスティング・ディレクターに見いだされ、16歳の時にフランスに渡りモデルとしてキャリアを始める。数々のコレクションやファッション雑誌の表紙を飾り、トップモデルとしての地位を築く。
　「博士の愛した数式」の原作者としても知られる芥川賞作家の小川洋子による同名小説を、フランス人監督のディアーヌ・ベルトランが映画化した、2005年「薬指の標本」でヒロインのイリスを演じ、映画デビュー。同作は、ミステリアスな雰囲気の標本技術士に出会い、彼に異性としての魅力を感じ始めたヒロインの愛の物語が描かれている。
　2006年には、世界中の18人の監督による「愛」をテーマにした短編オムニバス映画、「パリ、ジュテーム」に出演。同作は、パリ20区のうち18の区を舞台に、1区につき約5分間の短編映画にしたもので等身大のパリの姿が堪能できる。オルガ・キュリレンコが出演しているのは、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の「マドレーヌ界隈（8区）」で、ヴァンパイアを演じウェス・クレイブンやイライジャ・ウッドと共演している。
　そして同年には、エリック・バルビエ監督＆脚本のエロティック・スリラー2006年「Le Serpent」のソフィア役で見せた緊縛系ボンデージ・ヌードが英紙に掲載された。
　暗殺シミュレーターの人気ゲームを映画化した、リュック・ベッソン製作＆ザヴィエ・ジェンズ監督の2007年「ヒットマン Hitman」では、ティモシー・オリファントと共演している。
　そして、イギリスの作家イアン・フレミング（1908年 - 1964年）のスパイ小説およびこれを原作とする映画シリーズ、2008年公開予定の007シリーズ第22作、マーク・フォースター監督＆ダニエル・クレイグ主演（ジェームズ・ボンド役）の「007/ボンド22（仮タイトル）」では“ボンドガール”に大抜擢された。オルガ・キュリレンコが演じるのは危険なまでに魅力的な女性カミール役でメインの“ボンドガール”。

　ウクライナ出身でパリで活躍している女優なんて珍しいが、同郷の先輩には、ミラ・ジョヴォヴィッチがいる。　　