映画女優　ソフィー・オコネドー Sophie Okonedo

Sophie Okonedo　　

ソフィー・オコネドー

生年月日： 1969年8月2日
出身地：イギリス／ロンドン
身長： 173cm

　父親はナイジェリア人で母親はユダヤ人。彼女が生まれてしばらくしてから父親が家族の元を去ったため、母親に育てられる。ケンブリッジ大学と英国王立演劇学校で学んでいる。卒業後に舞台やテレビで活躍し、1990年代後半から本格的に映画に出演しはじめた。
　海賊放送をするDJの黒人青年が謎の殺人事件に巻き込まれるサスペンス・ドラマ、アイザック・ジュリアン監督の1991年「ヤング・ソウル・レベルズ」では、トレーシー役で出演している。
　1995年には、アメリカでは大ヒットしたコメディ「エース・ベンチュラ」の続編、スティーヴ・オーデカーク監督のドタバタ・コメディ「ジム・キャリーのエースにおまかせ」に端役出演。
　1997年には、ジャッカルという呼び名だけ知られる正体不明の超大物暗殺者と、彼を追うＩＲＡの元テロリストの攻防を描くサスペンス・アクション、マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督の「ジャッカル」に出演、ブルース・ウィリス、リチャード・ギア、シドニー・ポワチエ、マチルダ・メイらとのと共演を果たした。
　ロンドンにおける移民たちの置かれたシビアな現実を背景に、絶望からの脱出を願い危険な選択に望みを懸ける一人のトルコ移民女性と彼女を見守るアフリカ人男性の運命をスリリングに描いた、スティーヴン・フリアーズ監督のヒューマン・サスペンス2002年「堕天使のパスポート」ではジュリエット役を演じ、シェナイ役のオドレイ・トトゥと共演。
　1994年に中央アフリカのルワンダでの民族間抗争が大虐殺に発展し、3ヵ月あまりの間に100万人もの人々が殺された事実にもとづいた、テリー・ジョージ監督の戦争映画2004年「ホテル・ルワンダ」でアカデミー助演女優賞にノミネート。同作品は、2005年度アカデミー賞で、主演男優賞など3部門にノミネートされた。
　2005年には、アメリカでアニメーション作品として放送され、その後コミックス化されたカルト的作品を映画化した、カリン・クサマ監督のSFアクション「イーオン・フラックス」にシサンドラ役で出演、シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンドらと共演している。
　また、米大衆誌『ピープル（People）』の2005年度“最も美しい50人”に選出されている。