映画女優　タンディ・ニュートン（サンディ・ニュートン）　Thandie Newton

Thandie Newton　　

タンディ・ニュートン（サンディ・ニュートン）

生年月日： 1972年11月6日
出身地：ザンビア
身長： 157cm

　父親はイギリス人で、母親はジンバブエの王女。幼少期はザンビアで暮らす。政治不安からイギリスへ家族と移住。11歳の頃、ダンサーをめざしダンススクールに入学したが、怪我のため断念。女優を目指しLAに向う。
　イギリス訛りの英語のため、なかなか役がつかず、一度イギリスへと戻るが、やはり女優の道を選び再び渡米する。
　1990年に、オーストラリアの全寮制学校を舞台に、主人公の男子高校生とアフリカ系のヒロインとのほろ苦い恋を描いた、ニコール・キッドマン主演の青春映画「恋愛天国／ふたりだけの放課後」のオーデションを受け合格し、映画デビュー。
　その後、ケンブリッジ大学に進学。そして映画・TVに出演しキャリアを積み、卒業後に本格的に女優活動をはじめる。
　吸血鬼に魅入られ、不老不死となった青年が遂げる数奇な運命を描いたホラー・ロマン、ニール・ジョーダン監督の1994年「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」では、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、キルスティン・ダンストらとの共演を果たした。
　ドラッグ断ちを新年の目標にしたふたりのジャンキーの姿をオフビートなタッチで描いた、ヴォンディ・カーティス＝ホール監督の犯罪・コメディ1996年「グリッドロック」では、クッキー役を演じた。
　住みこみの黒人女性に恋した英国人音楽家の、プラトニックな愛を綴ったロマンス、ベルナルド・ベルトルッチ監督の恋愛映画1998年「シャンドライの恋」では、シャンドライ役で主演を果たした。
　そして、トム・クルーズ主演による、人気シリーズ第2作、ジョン・ウー監督の2000年「M:i-2」でトム・クルーズの相手役をつとめ、一気にスターダムにのし上がった。
近年では、侵略戦争に立ち向かう銀河最強のアンチ・ヒーローの活躍を描いた、デヴィッド・トゥーヒー監督のSF・アクション2004年「リディック」でデイム・ヴァーコ役を演じている。
　また同年には、ポール・ハギス監督の犯罪映画「クラッシユ」でクリスティン役を演じ、サンドラ・ブロック、マット・ディロンと共演。同作は、第78回アカデミー賞作品賞を受賞し、彼女も同作での熱演が評価され、2006年英国アカデミー賞の助演女優賞を受賞している。

　私生活では、1998年に脚本家と結婚し、2000年に女の子が誕生している。