映画女優　キャリー・マリガン　Carey Mulligan

Carey Mulligan　　

キャリー・マリガン

本名： Carey Hannah Mulligan
生年月日： 1985年5月28日
出身地：イングランド／ロンドン

　☆21世紀の“オードリー・ヘプバーン”と絶賛されるなど、2010年アカデミー賞最有力候補として注目を集めているイギリスの若手演技派女優！

　父親はリバプール出身、母親はウェールズ系。曾祖父からはアイルランド人の血を引いている。オックスフォード大学を卒業した兄が一人いる。インターコンチネンタルホテルのマネージャーである父の仕事の都合で8歳の時までドイツに住んでいた。
　2004年に舞台でデビュー。そして翌2005年、「ブリジット・ジョーンズの日記（2001）」の基になった、ジェーン・オースティンの小説『自負と偏見』を美しい田園風景を背景に映画化したラブストーリー、ジョー・ライト監督＆キーラ・ナイトレイ主演の「プライドと偏見」で、ベネット家の四女キティを演じ映画デビュー。
　また、同年放送のチャールズ・ディケンズのミステリー小説『荒涼館』をドラマ化した、「ブリーク・ハウス」にエイダ・クレア役で出演、アンナ・マックスウェル・マーティン（エスター・サマソン）、ジリアン・アンダーソン（デッドロック卿夫人）らと共演し、注目を集める。
　その後、ハリーポッターシリーズの主役で著名なダニエル・ラドクリフが主演するシリアス系戦争TVドラマ映画、ブライアン・カーク監督の2007年「ダニエル・ラドクリフのマイ・ボーイ・ジャック」にエルシー・キップリング役で出演、ダニエル・ラドクリフ、デヴィッド・ヘイグ、キム・キャトラルらと共演している。
　2008年には、アントン・チェーホフの「かもめ」でブロードウェイデビューを果たし、ドラマ・デスク・アワードにノミネートされた。
　2009年には、第59回ベルリン国際映画祭で彗星賞を受賞。
　そして、イギリスの人気記者リン・バーバーの回想録を基に、ベストセラー作家のニック・ホーンビィが脚本を手掛けた注目の青春ムーヴィー、年上の男性と劇的な恋に落ち、それまでの人生が一転する少女の変化と成長を描く、ロネ・シェルフィグ監督の2009年「17歳の肖像」では、おませで賢くキュートなヒロイン（ジェニーを、オードリー・ヘプバーン風の1960年代ファッションでチャーミングに…）を演じている。同作でナショナル・ボード・オブ・レビュー主演女優賞を受賞、2010年ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ドラマ部門)などにノミネートされた。
　そして同2009年、大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたラヴストーリー、マイケル・マン監督の「パブリック・エネミーズ」でキャロル役を演じ、ジョニー・デップ、マリオン・コティヤール、クリスチャン・ベイルらと共演している。

　私生活では、現在、俳優のシャイア・ラブーフと交際中とか。
　今後の出演作には、スーザン・サランドン＆ピーアス・ブロスナンと共演の「The Greatest」や、オリバー・ストーン監督作「WALL STREET:2」では、交際中シャイア・ラブーフと共演する。