映画女優　サマンサ・モートン　Samantha Morton

Samantha Morton　　

サマンサ・モートン

生年月日： 1977年5月13日
出身地：イギリス／イングランド・ノッティンガム
身長： 160cm

　幼少からセントラル・ジュニア・テレビジョン・ワークショップで演技の指導を受け、13歳でTV初出演｡
　その後､数々のTV番組に出演し､キャリアを積む｡主なTV映画は、主役のジェーン・エアを演じた1997年「Jane Eyre」、BBC製作の同年「トム・ジョーンズ」、ジェーン・オースティンの小説を原作にしケイト・ベッキンセールが主役のエマを演じた同年「Emma」などがある。
　カリーヌ・アドラー監督の1997年「アンダー･ザ･スキン」では主役を演じ劇場映画デビュー｡この作品でボストン映画批評家協会賞の主演女優賞に輝くなど一躍国際的な注目を集めるようになる。
　ショーン・ペン主演の1999年「ギター弾きの恋」で、ウッディ・アレンに見いだされアカデミー賞助演女優賞にノミネート｡同作では、一言も話さないヒロインを演じて注目された。
　エリック・スタイルズ監督のロマンスドラマ 1999年「禁断のエバ」では、イブニング・スタンダード賞の主演女優賞を受賞。
　監視社会と化した近未来で罪の潔白を証明しようとする男を描くSFエンタテインメント、スティーブン・スピルバーグ監督＆トム・クルーズ主演の2002年「マイノリティ・リポート」で初の大作映画にも出演、ハリウッドでの地位を確かなものとする。
　同年には他にも、イギリスの新鋭リン・ラムジー監督の「モーヴァン」や、名匠ジム・シェリダン監督の「イン・アメリカ／三つの小さな願いごと」などにも出演、女優として大きな飛躍を遂げる1年となった。
　そして「イン・アメリカ／三つの小さな願いごと」ではジョニーの妻サラを演じ、見事2度目のアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
その後も名優ティム・ロビンスと共演したSFドラマ2003年「CODE46」で悲痛な運命に翻弄されるヒロインを熱演し再び高い評価を得る。
　2004年には、ロジャー・ミッシェル監督の心理サスペンス2004年「Jの悲劇」で大学教授のジョーの恋人（クレア）を演じた。
　破天荒な放蕩詩人を演じたジョニー・デップ主演の2005年「リバティーン」では、舞台女優役で深みのある演技を見せている。

　彼女は、ハリウッドで大いに注目を集める実力演技派女優の一人。
　私生活では、2000年に俳優のチャーリー・クリード・マイルズを父に持つ女の子が誕生している。