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Jeanne Moreau  

ジャンヌ・モロー



生年月日: 1928年1月23日
出身地: フランス/パリ
没年月日: 2017年7月31日

 父はレストラン経営者、母は元ダンサー。18歳の時に見た舞台をきっかけに女優を夢見るようになる。
 パリのコンセルヴァトワールで演技を学び、2年後に卒業してモリエール劇団に入る。
 1948年にデビュー。ジャック・ベッケル監督&ジャン・ギャバン主演の古典的なギャング映画1954年「現金に手を出すな」で名前が知られるようになる。
 1957年、フランスの名匠ルイ・マル監督との出会いによって同監督のデビュー作である、新感覚スリラー映画「死刑台のエレベーター」に出演。
 そしてブラームスの調べとともに恋が揺らめく美しい儚い、同監督珠玉の恋愛映画1958年「恋人たち」に出演、同作はヴェネチア国際映画祭 審査員特別賞を受賞。
 1960年には、ピーター・ブルック監督の心理ドラマ「雨のしのび逢い」でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞している。
 1961年には、奔放な愛し方しか知らない女をめぐる二人の男を描いた、巨匠トリュフォー監督の「突然炎のごとく」にも出演、退廃的ではあるが一本芯の通った女性像を演じた。
 ルイ・マル監督のアクション・コメディ1965年「ビバ!マリア」では、マリアという花形歌手を演じ、マリー役のブリジット・バルドーと共演した。
 1970年後半からは「ジャンヌ・モローの思春期」などで監督業にも進出、以降は次第に脇役にまわるようになる。
 近年では、パリを舞台に生存本能だけで生きている不良娘が殺し屋に変貌させられてゆく姿を描いた、リュック・ベッソン監督の1990年「ニキータ」のように印象的なシーンに貫禄を持った演技で出演し、作品に深みを持たせている。
 1992年に公開されたジャン・ジャック・アノー監督のラブストーリーの佳作「愛人 ラマン」では、ナレーションを務めている。2000年にはベルリン国際映画祭で功労賞を受賞。

 私生活では、デザイナーのピエール・カルダンやトニー・リチャードソンなどとのロマンスは有名であるが…、1948年に俳優のジャン=ルイ・リシャールと結婚するも後に離婚。1977年に映画監督のウィリアム・フリードキンと再婚したが、1979年に離婚している。




バルテルミーの大虐殺 (1954)
現金に手を出すな (1954)
死刑台のエレベーター (1957)
恋人たち (1958)
雨のしのび逢い (1960)
夜 (1960)
突然炎のごとく (1961)
女は女である (1961)
エヴァの匂い (1962)
小間使の日記 (1963)
マタ・ハリ (1964)
黄色いロールス・ロイス (1964)
ビバ!マリア (1965)
ジブラルタルの追想 (1967)
黒衣の花嫁 (1968)
バルスーズ (1973)
個人生活 (1974)
パリの灯は遠く (1976)
ケレル (1982)
ニキータ (1990)
こうのとり、たちずさんで (1991)
愛人 ラマン (1992)
百一夜 (1994)
エバー・アフター (1998)
銀幕のメモワール (2001)
ぼくを葬る(おくる)(2005)





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