映画女優　ミランダ・オットー　Miranda Otto - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Miranda Otto　　

ミランダ・オットー

生年月日： 1967年12月16日
出身地：オーストラリア／クィーンズランド州
身長： 168cm

　シェイクスピアの戯曲「テンペスト」に登場する美女にちなんで名づけられた。父は1992年「ダンシング・ヒーロー」等で有名なベテラン俳優のバリー・オットー。オーストラリア国立演劇学院（NIDA）を卒業。
　1991年には、「DAYDREM BELIEVER」でオーストラリア・フィルム・インスティテュート賞主演女優賞受賞。以来、オーストラリア国内では人気のある若手女優に。
　二人の姉妹が一人の隣人に恋したことから起こる騒動を描いたブラックな恋愛コメディ、初主演作1994年「ラブ・セレナーデ」がカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール受賞。国外でもその名を知られるようになる。
　以後、ハリウッド映画にも出演し、荒涼としたオーストラリアの田舎を舞台に、女性二人の愛憎、葛藤を、寓話的に描いた、サマンサ・ラング監督のサスペンス1997年「女と女と井戸の中」では、若い家政婦のキャスリンを演じた。
　ロバート・ゼメキス監督のサスペンス・スリラー2000年「ホワット・ライズ・ビニース」では、ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー夫妻の隣の家に越してきた、夫に殺害されたのではないかとミシェルに疑いを持たれる主婦メアリーを演じた。
　人間と自然の関係をひねった笑いで描いた異色コメディ、ミシェル・ゴンドリー監督の2001年「ヒューマンネイチュア」では、ガブリエル役を演じ、パトリシア・アークェット、ティム・ロビンスらと共演。
　そして、世界を支配する力を持つ指輪をめぐる勇者たちの冒険を描いた壮大なファンタジー、ピーター・ジャクソン監督の大作2002年「ロード・オブ・ザ・リング／二つの塔」でのエオウィン姫役で一躍有名に。
　1965年製作の「飛べ！フェニックス」をリメイクした、ジョン・ムーア監督のアクション映画2004年「フライト・オブ・フェニックス」ではケリー役で出演、デニス・クエイドと共演した。
　2005年には、トム・クルーズ主演、スティーヴン・スピルバーグ監督の「宇宙戦争」にクルーズの別れた妻でダコタ・ファニングとジャスティン・チャットウィンの母親役で出演している。

　私生活では、2003年に英国で活躍する俳優ピーター・オブライエンと結婚。