映画女優　レイチェル・マイナー　Rachel Miner

Rachel Miner　　

レイチェル・マイナー

生年月日： 1980年7月29日
出身地：米ニューヨーク州／ニューヨーク
身長： 163cm

　祖父は監督、祖母は女優、父親も監督という家庭に生まれる。8歳から演技の勉強を始める。
　10歳の時に、何不自由なく暮らす主婦アリスが、奇妙な薬をきっかけに様々な冒険に出遭う、現代の不思議の国のアリス、ウディ・アレンの1990年「アリス」で12歳のアリスを演じ、映画デビュー。
　1995年、ハリウッド・レポーターズ・ヤングスター賞を受賞。
　1999年には、暴力的だが息子となんとかコミュニケーションをはかりたい父親と、その息子の成長を描くハートウォーミングなヒューマン・ドラマ、フランク・ホエーリー監督の「グッバイ・ジョー」に出演、ヴァル・キルマー、イーサン・ホークらと共演した。
　1993年に実際に起こった10代の少年少女による殺人事件を映画化した問題作、ラリー・クラーク監督の2001年「BULLY ブリー」では、主人公マーティの相手役リサを演じている。
　2004年には、住民の税金が免除されているタックス・ヘイヴンとして知られるカリブ海のケイマン諸島を舞台に繰り広げられる愛憎ドラマ、フランク・E・フラワーズ監督の「ヘイヴン　堕ちた楽園」に出演、オーランド・ブルーム、ビル・パクストンらと共演。
　記憶を失った女の孤独な闘いをスタイリッシュに描いた女版“ボーン・アルティメイタム”、レネ・ベッソン監督のアクションサスペンス2005年「レディ・アルティメイタム」では、主演している。
　そして、閉塞空間に追い込まれた少女を襲う殺人鬼の恐怖を描くミステリアススリラー、リチャード・ブランデス監督の2006年「真夜中の同乗者」では主人公の自動車恐怖症のペニーを演じ、ミミ・ロジャース、チャド・トッドハンターらと共演。
　近年では、1940年代のロサンゼルスを舞台に、女優志望の女性が惨殺された“ブラック・ダリア事件”を追う刑事ふたりの運命が描かれる、ブライアン・デ・パルマ監督の2006年「ブラック・ダリア」でマーサ・リンスコット役を演じ、ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナーらと共演している。
　舞台では、ボストンで上演された「アンネ・フランクの日記」やネイキッド・エンジェル・プロダクションの「ネイキッド・フェイス/ザ・ウェイ」などに出演。
　テレビは、ニューヨークに住む30代独身女性4人の生活をコミカルに描く、1998年から2004年にかけてケーブルテレビ局HBOで放送された「セックス・アンド・ザ・シティ」などにゲスト出演している。

　私生活では、1998年にマコーレー・カルキン（1990年「ホーム・アローン」で世界一有名な子役となる。）と結婚して話題となった。両方とも18歳での結婚であったが、2年後の2000年に離婚。

1990　アリス
1999　セックス・アンド・ザ・シティ（Season 2）＜TV＞　ゲスト出演
1999　グッバイ・ジョー
2001　BULLY ブリー

2004　ヘイヴン　堕ちた楽園
2005　レディ・アルティメイタム
2005-2006　CSI： 6　科学捜査班＜TV＞　ゲスト出演
2005-2006　ミディアム2　霊能者アリソン・デュボア＜TV＞　ゲスト出演
2005-2006　BONES（Season 1）＜TV＞　ゲスト出演
2006　真夜中の同乗者