映画女優　メローラ・ウォルターズ　Melora Walters

Melora Walters　　

メローラ・ウォルターズ

生年月日： 1968年10月21日
出身地：サウジアラビア／リヤド
身長： 163cm

　1968年にサウジアラビアで生まれたウォルターズは、後にアメリカへ渡り、1975年あたりから舞台などで活躍し始める。
　ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、学生たちの愛と生、そして死を描くドラマ、ピーター・ウィアー監督＆ロビン・ウィリアムス主演の1989年「いまを生きる」で本格的な映画デビュー。
　テレビ番組などにも出演して、「素晴らしき日々」や「となりのサインフェルド」や「NYPDブルー」などの人気シリーズに出演する。
　1996年には、荒涼たるアメリカの砂漠のハイウェイを舞台に、心病んだ人々が織りなす人間模様をオムニバス風に綴った異色作、マイケル・コヴァート監督の1996年「アメリカン・バイオレンス」にシンディ役で出演。
　1970年代後半から80年代にかけての、ポルノ産業に従事する人々の心の葛藤と業界の裏側を描く人間ドラマ、ポール・トーマス・アンダーソン監督の1997年「ブギーナイツ」ではポルノ女優を演じ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア、ヘザー・グラハムらと共演した。
　L．A．郊外のある1日、10数人の男女が織りなす人生模様を、観客の意表を突く意欲的で斬新な語り口で綴った群像劇、ポール・トーマス・アンダーソン監督の1999年「マグノリア」では、ジョン・C・ライリー演じる警官と恋に落ちる麻薬中毒の不良娘を演じた。
　史上最低の監督と言われた男、エドワード・デイヴィッド・ウッド・ジュニア、通称エド・ウッドの愛すべき、奇想天外な半生を描いた伝記映画、ティム・バートン監督の1994年「エド・ウッド」では秘書役で出演している。
　2002年には、女性たちがマフィアと命がけで繰り広げる、危険な駆け引きの様子を描く、デヴィッド・アンスポー監督のクライムサスペンス「ワイズ・ガール」でミラ・ソルヴィノ、マライア・キャリーと共演。
　そして同年、「24 -TWENTY FOUR-」シリーズのキーファー・サザーランド主演によるアクション、リチャード・グリーンバーグ監督の「キーファー・サザーランド IN ガンブラスト」に相棒のベニー役で出演、ヌードも披露した。
　南北戦争を背景に、一途な愛を貫く男女を壮大なスケールで描いたラブ・ストーリー、アンソニー・ミンゲラ監督の2003年「コールドマウンテン」ではリーラ役で出演、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、レニー・ゼルウィガーらと共演。
　2004年には、過去に戻って現在、未来の出来事を変えることができる青年を描いたSFスリラー、エリック・ブレス監督の「バタフライ・エフェクト」でアンドレア役を演じ、アシュトン・カッチャー、エイミー・スマートらと共演している。

　私生活では、二度の結婚歴があり、二度目の結婚では俳優のディラン・ウォルシュと1996年に結婚、二児をもうけたが2003年に離婚した。彼女は画家でもあり、2004年には個展を開いた。