映画女優　マーリー・シェルトン Marley Shelton

Marley Shelton　　

マーリー・シェルトン

本名： Marley Eve Shelton
生年月日： 1974年4月12日
出身地：米カリフォルニア州／ロスアンジェルス
身長： 168cm

　父は監督・プロデューサーのクリストファー・シェルトン、母親は元歌手。妹のサマンサも女優。両親ともに地元の演劇に関わっていたが、ティーンエイジャーの頃は演劇に興味がなく、高校ではチアリーダーとして活躍。10代後半になってからテレビ映画などに出演し始めた。
　犯罪と荒廃にむしばまれた大都会ロサンゼルスに生きる6人の男女の生活を描いた、ローレンス・カスダン監督の1991年「わが街」で映画デビュー。
　往年の人気テレビドラマの中に入り込んでしまった現代っ子高校生兄妹が、その世界に異変をもたらしていく様を描いたファンタジー、ゲイリー・ロス監督＆リース・ウィザースプーン共演の1998年「カラー・オブ・ハート」では、トビー・マグワイアの恋人マーガレットを演じている。
　1999年には、高校に潜入取材することになったさえない25歳の女性記者が、大奮闘の末、学園の人気者になり、恋も実らせるまでを描いたホロリとさせるハッピーなラヴ・コメディ、ラジャ・ゴズネル監督の「25年目のキス」にジョジー（ドリュー・バリモア）をいじめる役で出演している。
　ハイスクールのチアリーダーのお茶目な青春を描いたコメディ、フランシン・マクドーガル監督＆ミーナ・スバーリー共演の傑作2001年「クライム・チアーズ」では、怪演を披露。
　そして、吾がまま放題に育った元金持ちのお嬢様と可愛げのない大人びた少女が、互いにいがみ合いながらも次第に友情を築いていく過程を描いたコメディ、ボアズ・イェーキン監督の2003年「アップタウン・ガールズ」ではイングリッドを演じ、ブリタニー・マーフィやダコタ・ファニングと共演。
　犯罪の街“シン・シティ”を舞台に、これでもか、これでもかとハードなアクションが詰め込まれた一作、ロバート・ロドリゲス＆フランク・ミラー共同監督の2005年「シン・シティ」ではイキナシ殺される役で出演、ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバらと共演。
　現代のカップル事情をコミカルに描いた「l'ultimo bacio」をリメイクした、トニー・ゴールドウィン監督の2006年「ラストキス」ではアリアナ役で出演、ザック・ブラフ、ジャシンダ・バレット、レイチェル・ビルソンらと共演した。
　近年では、街を埋め尽くすゾンビに立ち向かう人々をエキサイティングに描いた、ロバート・ロドリゲス監督のアクション・ホラー映画2007年「プラネット・テラー in グラインドハウス」でダコタ・マックグロウ・ブロック（医師）を演じ、ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲスらと共演している。

　私生活では、2001年に映画プロデューサーのボー・フリンと結婚した。