映画女優　リー・トンプソン　Lea Thompson - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Lea Thompson　　

リー・トンプソン

本名： Lea Katherine Thompson
生年月日： 1961年5月31日
出身地：米ミネソタ州／ロチェスター
身長： 163cm

　母親も女優。幼い頃からバレエを習い、ミネソタ・ダンス・シアターに入団。以後もプロのバレリーナを目指して活動するが、20歳の時に女優に転進、コマーシャルなどに出演するようになる。
　フロリダの海辺のレジャー施設海底王国に人喰いザメ・ジョーズが出現するという、「ジョーズ」シリーズ第3弾、ジョー・アルヴス監督＆デニス・クエイド主演の1983年「ジョーズ3」の端役で本格的に映画デビュー。
　同年には、ペンシルバニアの寂れた鉄工所町を舞台に、フットボールを足がかりに町からの旅立ちを夢見る高校生の苦悶の日々を描いた、マイケル・チャップマン監督＆トム・クルーズ主演の青春映画「栄光の彼方に」に主人公を力づける恋人リサ役で出演、濡れ場も演じている。
　以後も出演を重ねスティーブン・スピルバーグが製作総指揮し、ロバート・ゼメキスを一流監督に仲間入りさせた、タイムスリップを背景にしたアクション・コメディ、1985年「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公の母親を演じて注目される。マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、トーマス・F・ウィルソンらが出演の同作は、公開当時全米に“フューチャー現象”と呼ばれるほどの大ヒットを飛ばした。
　1987年には、恋する思いを彼につたえられない高校生の女の子の青春を描く、ハワード・ドイッチ監督の「恋しくて」でハイスクールのマドンナ、アマンダ役を演じ、エリック・ストルツ、メアリー・スチュアート・マスターソン、キャンディス・キャメロン・ブレらと共演した。
　1980年代のセックスに対するめまぐるしい変化に直面した2人の女性の姿を描くコメディ、ジュヌヴィエーブ・ロベール監督の1988年「カジュアル・セックス？」ではステイシイ役を演じ、ビーチで甲羅干し（セミヌード）姿を披露している。
　1990年代中ごろからはテレビ出演が多く、日本公開作品はほとんどないが、現在でも多くの作品に出演している。
　1995年から1999年まで米NBCにて放映された、ニューヨークを舞台にした愉快な大人のコメディ、TVシリーズ「キャロライン in N.Y.」では、N.Y.に住む売れっ子漫画家キャロライン・ダフィー役で主演。同作は、日本でもLaLaTVにて最終シーズンまで放送された。
　1998年にNBCが制作した5時間の大河ドラマ、19世紀末から20世紀末まで4世代に渡りアメリカで生きぬいた女性たちの物語、傑作TV映画「ウーマン　愛と情熱の果てに」に主演、フェイ・ダナウェイ、レイコ・エイルスワースらと共演。
　そしてブロードウェイにも進出し、2000年には舞台「キャバレー」での演技が高く評価された。

　私生活では、「ジョーズ3」のセットで知り合ったデニス・クエイドと婚約していたこともあったが、1989年に「恋しくて」の監督ハワード・ドイッチと結婚し、子供が二人いる。