映画女優　ジェニファー・ローレンス　Jennifer Lawrence

Jennifer Lawrence　　

ジェニファー・ローレンス

生年月日： 1990年8月15日
出身地：米ケンタッキー州／ルイヴィル
身長： 170cm

　14歳までに俳優になることを決め、タレントエージェントを見つけるために自分をニューヨークに連れて行くように両親を説得した。彼女は演技訓練をした経験も無かったが、オーディションを受けた際には絶賛された。俳優活動を開始するために2年早く高校を卒業した。
　14歳から演技を始め、TVシリーズで活躍。2008年にジェイソン・フリーランド監督の「ガーデン・パーティー」で映画デビュー。
　同2008年、愛を渇望する悲しい宿命を背負いながらも、一筋の光に導かれる3世代の女性たちの生き様を真摯（しんし）に描く、ギジェルモ・アリアガ監督の「あの日、欲望の大地へ」に出演、シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガーのオスカー女優二人との共演を果たす。同作では失踪した父親を探すマリアーナ役で新人らしからぬ存在感を見せ、ヴェネチア国際映画祭新人女優賞（マルチェロ・マストロヤンニ賞）を受賞。監督のギジェルモ・アリアガには “メリル・ストリープの再来” と評された。
　同年、『ニューヨークタイムズ』の “2010年注目の50人” にも選ばれている。
　そして2010年、残された家族を守るため、行方不明となった父を捜して危険な裏社会へと足を踏み入れていく少女の姿を描く、デブラ・グラニック監督の「ウィンターズ・ボーン」に17歳のリー役で主演。同作では、極貧の環境で必死に家族を守るヒロイン役で、若いながら地に足の着いた演技を披露。20歳でアカデミー主演女優賞初ノミネートとなり、ハリウッド若手女優の筆頭に躍り出た。
　2011年には、“Ｘメン”シリーズの最新作、舞台は1960年代！ケネディが大統領をつとめる時代でキング牧師とマルコムＸの公民権運動の時代、若き日の、プロフェッサーＸとマグニートーの物語、マシュー・ヴォーン監督の「Ｘ-ＭＥＮ：ファースト・ジェネレーション」で変身能力を持つ青いミュータントであるミスティークの若い頃を演じ、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ローズ・バーン、ジャニュアリー・ジョーンズらと共演している。

　彼女は、ハリウッド期待の新星であり、メリル・ストリープのような演技派女優としての成長が期待されている、将来の大女優候補でもある。