映画女優　キーラ・セジウィック　Kyra Sedgwick

Kyra Sedgwick　　

キーラ・セジウィック

本名： Kyra Minturn Sedgwick
生年月日： 1965年8月19日
出身地：米ニューヨーク州／ニューヨーク
身長： 165cm

　イングランド系の父親とユダヤ系の母親の間に生まれる。弟が2人いる。モデル兼女優のイーディー・セジウィックはいとこにあたる。3歳の時に両親は離婚、6歳の時に母親は再婚。南カリフォルニア大学卒業。
　15歳の時に舞台でデビュー。地方劇団を経てニューヨークでソープ・オペラに1年間出演し、18歳でハリウッドに進出。しかし1年半に渡って全く仕事に着けず、やむなくニューヨークへ撤退して舞台やTVで機会を伺っていた。
　1985年、戦争によって引き裂かれた愛の悲劇をに描く、モーシェ・ミズラヒ監督の「愛と動乱のワルシャワ」で映画デビュー。
　1987年には、ジャン・イーグルソン監督のTV映画「レモン色の空」で共演したケヴィン・ベーコンと交際が始まり、翌年結婚。
　そして、アメリカ独立記念日に生まれたれヴェトナム帰還兵の青年が、さまざまな心の葛藤を経て反戦運動に身を投じてゆく姿を実話を基に描くドラマ、オリヴァー・ストーン監督の1989年「7月4日に生まれて」でトム・クルーズの恋人ディナ役を演じてブレイクする。
　1995年、アルカトラズ島にあったアルカトラズ連邦刑務所で行われていた過剰な虐待を告発し、同刑務所を閉鎖に追い込んだ実話を基にして製作された映画、マーク・ロッコ監督の「告発」ではブランチ役を演じ、ケヴィン・ベーコンとの夫婦共演を果たした。
　翌1996年には、ある日突然、並外れた知性を与えられた男と彼を支える女性の愛を描いたハートフルなラブ・ストーリー、ジョン・タートルトープ監督＆ジョン・トラヴォルタ主演の「フェノミナン」に主人公の意中の女性、家具アーティストのレイス役で出演している。

　そして2005年からは、アメリカCATV・TNTで2005年6月から放送されている刑事ドラマでブレンダ・リー・ジョンソン（キーラ・セジウィック）率いるLAPD（ロサンゼルス市警）の重大犯罪課（旧、殺人特捜班）が舞台のドラマ「クローザー」に出演。2007年のゴールデングローブ賞では主演女優賞（テレビシリーズ部門）を受賞。同作品のシーズン3ではプロデューサーも兼任。出演料は1話あたり27万5000ドル（約3025万円）でTV女優としては世界一。
　彼女の役どころは、CIAで訓練を受けた容疑者への尋問技術を持ち、通称“クローザー（事件を終わらせる）”と呼ばれる女。ロス市警重大犯罪課本部長補佐。

　私生活では、「レモン色の空」で共演したケヴィン・ベーコンと1988年に結婚。1989年に長男が、1992年に長女が誕生した。