映画女優　ダイアン・クルーガー Diane Kruger - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Diane Kruger　　

ダイアン・クルーガー

本名： Diane Heidkrueger
生年月日： 1976年7月15日
出身地：ドイツ／ヒルデスハイム
身長： 173cm

　バレエは2歳で始めて、13歳のときにロンドンのロイヤル・アカデミー・バレエ団に合格。3年間過ごしたが、膝の怪我をしてバレエを断念。祖国のドイツに戻り、トップ・ファッション・モデルとして活躍する。映画「フィフス・エレメント」のオーディションを受けているとき（17歳）に、フランス映画界を代表するリュック・ベッソン監督と出逢う。結局、役はもらえなかったが、「君はモデルよりも女優になったほうがいい」と言われたという。
　その後、本格的な女優をめざして活動の拠点をパリに移し、フローラン演劇学校に登録。フランスのTVや映画に出演後、リュック・ベッソンが久しぶりに挑んだ超大作2003年「ミシェル・ヴァイヨン」のヒロイン役に大抜擢され、大きなチャンスをつかむ。この映画では、主人公ミシェル・ヴァイヨンのレーシングチームの一員だった夫を、悪辣なライバルチームの策略によって殺された妻という役柄を好演。モデル出身の彼女は本作が本格的な映画デビューとなる。
　2004年からはハリウッド大作にも進出し、ブラッド・ピットやオーランド・ブルームと共演のトロイ戦争を壮大なスケールで描いた歴史スペクタル大作、ウォルフガング・ペーターゼン監督の2004年「トロイ」でヒロインのヘレンを演じた。
　同年、ジェリー・ブラッカイマー製作による「ナショナル・トレジャー」では、公文書館責任者のアビゲイル・チェイス博士役を演じ、ニコラス・ケイジと共演している。
　冬のシカゴを舞台に、真実の愛を求める男性と彼を愛する女性2人の切ないドラマ、ポール・マクギガン監督の同年「ホワイト・ライズ」ではリサを演じ、ジョシュ・ハートネット、ローズ・バーンと共演。
　翌年、第一次大戦中のクリスマスに、一晩限りの“クリスマス休戦”を実現した敵国同士の交流を描いた感動実話、クリスチャン・カリオン監督の2005年「戦場のアリア」に、オペラ歌手のアナ・ソレンセン役で出演。同作は、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。
　2006年には、交響曲第9番の誕生を背景にルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンと写譜師の女性アンナ（架空の人物）の交流を描いた、アニエスカ・ホランド監督＆エド・ハリス共演の2006年「敬愛なるベートーヴェン」で、アンナ・ホルツ役を気品と凛々しさをたたえて熱演した。
　そして、テンプル騎士団が残した宝の謎を描いたアクション・アドベンチャーの第2弾、ジョン・タートルトーブ監督＆制作の2007年「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」では、前作同様アビゲイル役で出演、前作の主要キャストのニコラス・ケイジやジョン・ヴォイト、ヘレン・ミレン、エド・ハリスら豪華キャストと共演している。

　プライベートでは、2001年にフランス人俳優のギヨーム・カネと結婚したが、2006年に離婚。