映画女優　リンダ・コズラウスキー　Linda Kozlowski

Linda Kozlowski　　

リンダ・コズラウスキー

生年月日： 1958年1月7日
出身地：米コネチカット州／フェアフィールド
身長： 170cm

　1981年にニューヨークのジュリアード音楽院を卒業し、女優の道へ。ダスティン・ホフマン主演の舞台「セールスマンの死」の相手役に選ばれ、舞台に進出。
　そして1986年、ダスティン・ホフマンの推薦で、ワニが多数生息するオーストラリアの奥地で暮らす“クロコダイル・ダンディー”がひょんなことから訪れたニューヨークで騒動を巻き起こすアドベンチャー・コメディ、ピーター・フェイマン監督＆ポール・ホーガン主演の「クロコダイル・ダンディー」にヒロインのスー・チャールトン役で出演、ハラリと上着を脱いで水着姿になった時の美しさときたら、しばし、男性観客のハートを釘付けにした。同作は、アカデミー脚本賞（ポール・ホーガンが共同脚本も担当）にノミネートされた。
　1988年には続編の、サスペンスもミックスした快調編、ジョン・コーネル製作・監督＆ポール・ホーガン製作総指揮・脚本の「クロコダイル・ダンディー 2」に出演している。
　同年には、新興宗教団体の悪どい霊感商法の裏側を鋭くえぐり出した異色ブラック・コメディ、デヴィッド・ベアード監督の「アーメン・ホラー・ショー　～霊感商法をぶっとばせ～」にも出演。タイトル（邦題）は伝導師に扮するティム・カリーの代表作「ロッキー・ホラー・ショー」のもじり。
　そして同年、大統領選の裏側に暗躍する陰謀を描くサスペンスTV映画、ジェフ・ブレックナー監督の「大統領選スキャンダル　野望の銃弾」で女テロリスト役を演じている。
　1990年には、車にひかれそうになった子供の身代わりとなって死んだ泥棒が、見習天使となって地上におりる…というファンタスティック・コメディ、ジョン・コーネル監督＆ポール・ホーガン脚本・主演の「Mr．エンジェル　神様の賭け」に出演した。
　1993年には、アカデミー賞俳優ロッド・スタイガーの迫力ある演技が見もののサイコ・サスペンス、ロドニー・ギボンズ監督の「ザ・ネイバー　恐怖の館」に出演。
　謎の生命体との接触によって生まれた奇怪な子供たちの恐怖を描いたSFホラー、ジョン・カーペンター監督の1995年「光る眼」ではジル・マクゴワン役を演じ、クリストファー・リーヴ、カースティ・アレイらと共演。
　2001年には、大ヒット映画「クロコダイル・ダンディー」シリーズで「クロコダイル・ダンディー 2」以来13年ぶりの第3作、“野生児”ミックが巻き起こす大都市騒動コメディ、サイモン・ウィンサー監督の「クロコダイル・ダンディー in L.A.」に出演している。

　私生活では、ポール・ホーガンと「クロコダイル・ダンディー」の共演をきっかけに結婚、息子が一人いる。