映画女優　キンバリー・ウィリアムズ＝ペイズリー　Kimberly Williams-Paisley

Kimberly Williams-Paisley　　

キンバリー・ウィリアムズ＝ペイズリー

本名： Kimberly Payne Williams　
生年月日： 1971年9月14日　
出身地：米ニューヨーク州／ライ　
身長： 165cm

　ジャーナリストの父の下、３人姉妹の長女として生れる。幼い頃はバレリーナに憧れていたが、ブロードウェイ・ミュージカルに感激して女優を目指すようになる。１０代からモデルとして活躍していた。　
　1991年、娘を嫁がせる父の心情をユーモラスに描いたヒューマン・コメディ1950年「花嫁の父」のリメイク、チャールズ・シャイアー監督の「花嫁のパパ」で映画デビュー。スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン共演の同作では、父親を翻弄させるカワイイ花嫁アニーを演じて注目を受けた。
　1993年には、今や三十路となった昔のキャンプ仲間たちが、その閉鎖されるキャンプ・タマクワ（Tamakwa）にやってきて再集合する…という話、マイク・バインダー監督の「インディアン・サマ－　タマクワの英雄たち」に出演、アラン・アーキン、ダイアン・レイン、エリザベス・パーキンスらと共演。
　1995年には、若き天才殺し屋の青春像を、クールかつユーモラスなタッチで描いたサスペンス、Ｍ・ウォーレス・ウォロダースキー監督の「ヤング・ヒットマン」で美しいインストラクターのジャスミン役を演じ、ジェイソン・プリーストリー、マイケル・J・フォックスと共演。
　1999年には、サム・シェパードの戯曲を映画化したサスペンスフルな愛憎劇、マシュー・ウォーカス監督の「背信の行方」でロージー（シャロン・ストーン）の少女時代を演じ、ニック・ノルティ、ジェフ・ブリッジス、キャサリン・キーナーらと共演した。
　そして2000年、アメリカ全米ネットワークNBCのミニシリーズとして放映された大ヒット・ファンタジー、摩天楼そびえるニューヨーク・シティから、ファンタジーの世界織りなす王国へ、時空を越えた不思議な冒険を描いたTV映画「ラストキングダム　１０番目の王国」で不思議な旅を体験する女の子バージニアを好演している。
　2001年には、10人の女性たちがそれぞれの自宅でカメラに向かい自らの恋愛体験を赤裸々に告白するだけの限りなくシンプルな構成で綴る10話のラブ・ストーリー、ロドリゴ・ガルシア監督の「彼女の恋からわかること」の第5話【旅の想い出】で愛の真実を語った。
　2006年には、実話を基に、飛行機事故で選手の大半を亡くした大学アメリカンフットボールチームを再生させるべく奔走する一人の若きコーチとチームの奮闘を描いたスポーツ・ドラマ、マックＧ監督の「マシュー・マコノヒー　マーシャルの奇跡」にサンディ・レンゲル役で出演、マシュー・マコノヒー、ジャニュアリー・ジョーンズらと共演している。
　近年では、2006年に米国ペンシルベニア州のアーミッシュの女子生徒たちが人質にされ5人が殺され、犯人は自殺した事件をもとに“赦し”をテーマにした感動作、TV映画「アーミッシュ・グレイス（原題）」で主演している。