映画女優　ハ・ジウォン Ha Jiwon - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Ha Jiwon　　

ハ・ジウォン（河智媛）

本名：チョン・ヘリム
生年月日： 1979年06月28日
出身地：韓国／ソウル
身長： 168cm

　芸能プロダクションからスカウトされてCMデビュー。1997年、MBC創社特集TVドラマ「愛よりもっと大きい愛」で女優デビュー。その後ドラマや映画のオーディションを数多く受けるも作品に恵まれなかった。
　転機が訪れたのはTVドラマ1999年「学校2」で、不良のチャン・セジン役にキャスティングされ、韓国で注目を集めるようになる。
　美しくも恐ろしい17才の少女と知的な悪役・40代の検事との真実と偽りのシーソーゲームを描いた、キム・ギヨン監督の2000年「真実ゲーム」、およそ20年の時を隔てて交流し心を通わす男女の愛の物語を描いた、キム・ジョングォン監督の同年「リメンバー・ミー」でスクリーンデビューを果たした。映画界の新人賞を総なめにし、その才能が高く評価されることに。
　その後日本でも話題となった、現代人の誰もが持つ携帯電話をモチーフにして地元韓国で大ヒットしたホラー・サスペンス、アン・ビョンギ監督の2002年「ボイス」では女性ジャーナリストのジウォンを演じ、彼女のゾクッとさせるまなざしが印象的で興行的にも成功し“ホラークイーン”の名を与えられた。
　一方、お色気満載の学園コメディ、ユン・ジェギュン監督のメガヒット作2002年「セックスイズゼロ/色即是空」では、エアロビクス部のエース、イ・ウニョというセクシーな役柄で登場し、その悩ましくも美しい肢体を披露。
　朝鮮時代の女刑事を主人公にしたアクション時代劇、2003年「茶母〔タモ〕」に主人公チャン・チェオク役で出演、同作が大ヒットし“茶母廃人”なる言葉を生み出し大ブームとなった。日本でも2005年11月から2006年2月までNHK-BS2で放送された。
　さらに、バリから帰国した4人が繰り広げるそれぞれの愛のカタチを描いた、チョ・インソンやソ・ジソプと共演の2004年「バリでの出来事」で若手トップ女優に。同作は、韓国で“バリラバー”といわれる熱狂的ファンが生まれた、話題のTVドラマ。
　日本でも人気急上昇中のクォン・サンウとの共演で話題になった、生真面目で不器用な青年とマイペースで大胆ないまどきの女の子の恋愛を描いた、ホ・インム監督＆脚本の本格的ラブ・ストーリー2004年「恋する神父」では、小悪魔的な魅力でボンヒを演じた。
　時代を超えて胸に迫る、宿敵同士の切ないラブストーリー、カン・ドンウォンとの主演作2005年「刑事/デュエリスト」では、果敢な女刑事ナムスンを演じている。同作では、タンゴや禅武道(仏家の伝統的な修行法)を習い､1日10時間以上のアクション練習を重ねてナムスン役に挑んだ。
　撤去されようとする村の住民たちが織り成す哀歓を描いたヒューマンコメディー、ユン・ジェギュン監督の2006年「1番街の奇跡」では主人公ミョンラン役を演じ、女性ボクサーに変身した。

　彼女は、ラブストーリーからコメディー、ホラーまであらゆるジャンルの作品で演技力を発揮している、韓国で注目の人気美人女優。趣味はジャズダンス・合気道・水泳。特技は剣道・ゴルフ・乗馬。