映画女優　ジャシンダ・バレット　Jacinda Barrett

Jacinda Barrett　　

ジャシンダ・バレット

生年月日： 1972年8月2日
出身地：豪クイーンズランド州／ブリスベン
身長： 178cm

　17歳からモデルとして活動し、英国オックスフォードのブリティッシュ・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートで演技を学ぶ。1995年、MTVのリアリティTVシリーズ「The Real World」で女優デビューし、マット・クーパー監督の1998年「CAMPFIRE TALES」で映画デビュー。
　その後TVシリーズ出演などを経て、さまざまな形で自然発生的に広がった現代の恐怖の噂話である都市伝説をモチーフにした、ティーンエイジ・ホラ－1998年「ルール」の続編、ジョン・オットマン監督の2001年「ルール2」に出演。
　情感豊かに生涯をかけてある秘密を隠し通した男の物語を綴った、ロバート・ベントン監督＆アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン共演の2003年「白いカラス」では、主人公コールマンの婚約者でありながら、彼が黒人であることを知るや姿を消すスティーナ役を演じ美ヌードも披露、鮮烈な印象を残した。
　2004年には、レスキューに命をかける消防士たちの勇敢な姿を描いたヒューマン・ドラマ、ジェイ・ラッセル監督の「炎のメモリアル」で消防士として命を賭ける夫を支えるリンダ役を演じホアキン・フェニックス、ジョン・トラボルタと共演。
　30歳代の独身女性の奮闘を描く大ヒットラヴ・コメディの続編、ビーバン・キドロン監督の「ブリジット・ジョーンズの日記　きれそうなわたしの12か月」では、ブリジットの心をかき乱す美人弁護士レベッカを好演、レニー・ゼルウィガーやヒュー・グラントと共演した。
　1972年「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク、ウォルフガング・ペーターゼン監督の2006年「ポセイドン」では、カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカスらと共演。同作は、第79回アカデミー賞にて視覚効果賞にノミネートされた。
　同年、現代のカップル事情をコミカルに描いたイタリア映画、「l'ultimo bacio」をハリウッド版にリメイクしたラブコメ映画、トニー・ゴールドウィン監督の「ラストキス」では、ジェンナ役で主演している。
　また同年には、2003年に出版されベストセラーとなったピュリツァー賞受賞作家、ジュンパ・ラヒリの処女小説を、世界有数の女性監督のひとりミーラー・ナーイルが映画化した、「その名にちなんで」にもマクシーン役で出演している。
　1997年には『ピープル』誌の“世界で最も美しい50人”に選ばれている。

　私生活では、俳優のクリス・ハードウィックと婚約するも、後に俳優のガブリエル・マクトと婚約、2004年に結婚した。　　