映画女優・モデル　イネス・サストレ　Ines Sastre

Ines Sastre　　

イネス・サストレ

生年月日： 1973年11月21日
出身地：スペイン／バリャドリッド
身長： 173 m

　12歳の時に友人と受けたファーストフードのCFオーディションに合格し、CFモデルとして活動。
　黄金の国エル・ドラドの伝説に燃える16世紀のスペイン人たちの野望を描く、カルロス・サウラ監督の1987年「エルドラド」のエルヴィラ役で映画デビューを果たす。
　そして1988年には、「モンゴルのジャンヌ・ダルク」でヒロインのジョヴァンナ役で初主演した。
　1989年、モデル・エージェントELITE主催のスーパー・モデル・コンテストに優勝し、同社と専属モデル契約。
　自由を求めようとする青年と、彼の愛人となった少女の淡い交歓を描いたドラマ、ジャン・ジャック・アノー監督の1991年「ラマン／愛人」のヒロイン役（実際にはジェーン・マーチが演じた。）にも選ばれるが、学業のため、辞退し、ソルボンヌ大学へ進学して、現代文学を専攻。
　卒業後、活動を再開し、オードリー・ヘプバーン主演1954年「麗しのサブリナ」の現代版リメイク、シドニー・ポラック監督の1995年「サブリナ」に出演、ハリソン・フォードやジュリア・オーモンドと共演した。
　そして同年、巨匠ミケランジェロ・アントニオーニが描く4つの愛の物語、オムニバス「愛のめぐりあい」の第1話“ありえない恋の物語”で熱演、注目を浴びる。
　プピ・アヴァティ監督のロマンティックで繊細な愛の物語1998年「恋は結婚式の後で…」では、ヒロインの若く美しいフランチェスカ役を演じ、ナストロ・ダルジェント賞にノミネートされた。
　2001年には、シーザー率いるローマ軍の遠征を記した『ガリア戦記』を基に、諸部族を一つにまとめローマ軍に立ち向かったフランス最初の英雄ウェルキンゲトリクスの活躍を描く歴史スペクタクル、ジャック・ドルフマン監督・製作・脚本の「グレート・ウォーリアーズ」にエポナ役で出演した。
　そして同年には、19世紀のパリに実在した探偵ヴィドックの死をめぐるゴシック・ミステリー、ピトフ監督・脚本の「ヴィドック」に踊り子プレア役で出演、ジェラール・ドパルデュー、ギヨーム・カネらと共演している。
　テレビでは、1997年「モンテ・クリスト伯」のアイデ役などがある。