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Isabelle Huppert  

イザベル・ユペール



本名: Isabelle Ann Huppert
生年月日: 1953年3月16日
出身地: フランス/パリ
身長: 160cm

☆ フランス映画界が誇る実力演技派女優

 父はハンガリー人、母はイギリス人。3人の姉と兄を持ち、5人兄弟の末っ子。現在、姉のカロリーヌ・ユペール、エリザベス・ユペールも映画界で働いている。
 16歳でTVデビュー。大学ではロシア文学を専攻していたが演劇に魅了され、1971年「夏の日のフォスティーヌ」で端役ながら映画デビューを果たした。その後、ヴェルサイユ演劇学校、パリのコンセルバトワールで学び、1973年、舞台デビュー。
 二人の不良青年の八方破れな生き方を描くコメディ、ベルトラン・ブリエ監督&ジャンヌ・モロー共演の問題作1974年「バルスーズ」で強烈な印象を残し、一躍注目された。クロード・ゴレッタ監督の1977年「レースを編む女」でBAFTA新人女優賞を受賞。クロード・シャブロル監督の1978年「ヴィオレッテ NOZIERE」でカンヌ映画祭主演女優賞を初受賞。
 1980年には、国際的に活躍の場を広げ、西部開拓史上にその名を残すジョンソン郡戦争をテーマに極限状況に置かれた人々の愛と友情、哀しみを描いた、マイケル・チミノ監督のアメリカ映画の大作「天国の門」にも出演。以来、エキセントリックな役柄から、成熟した大人の女性までをこなす演技派女優として知られるようになる。そして、同年「勝手に逃げろ/人生」、1982年「パッション」と、ジャン=リュック・ゴダール監督作品で立て続けに主演を務めた。
 その卓越した個性的な演技力で、ナチ占領下の北フランス、ノルマンディを舞台に、平凡な主婦のたどる過酷な運命を描く人間ドラマ、クロード・シャブロル監督の1988年「主婦マリーがしたこと」とミステリーの女王ルース・レンデルの小説をもとに映画化したミステリー作品、同監督の1995年「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」でベネチア映画祭主演女優賞を二度受賞。「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」では他にセザール賞主演女優賞も受賞。
 ヴェルナー・シュローター監督の1990年「マリーナ」でドイツ映画祭主演女優賞受賞。 クロード・シャブロル監督の1991年「ボヴァリー夫人」でモスクワ映画祭主演女優賞、同監督の2000年「ココアをありがとう」でもモントリオール映画祭主演女優賞受賞。
 生半可な気持で観ると痛い目に会う、一筋縄ではいかないグロテスクな愛を描いた問題作、2001年カンヌ映画祭で二度目の最優秀主演女優賞を受賞した、ミヒャエル・ハネケ監督・脚本の「ピアニスト」での演技は世界中で絶賛された。
 フランスを代表する新旧8人の大女優たちが歌って踊る、絢爛豪華にしてとびきり楽しいミュージカル仕立てのミステリー、フランソワ・オゾン監督の2002年「8人の女たち」では、オーギュスティーヌ(妻の妹)役で出演、カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール 、ファニー・アルダン 、ヴィルジニー・ルドワイヤン 、リュディヴィーヌ・サニエらと共演した。
 彼女はフランス国内では、最も多くセザール賞のノミネートを受けている女優で国際映画祭での受賞も数多い。NHKが製作した「ルーブル博物館」ではガイド役を務めていた。

 私生活では、1982年にRonald Chammahと結婚。1983年、1986年、1997年に出産し、3人の子供をもうけた。




1971 夏の日のフォスティーヌ
1972 夕なぎ セザールとロザリー
1974 バルスーズ
1975 ローズバッド
1975 アロイーズ
1977 レースを編む女
1978 ヴィオレッテ NOZIERE
1979 ブロンテ姉妹
1980 勝手に逃げろ/人生
1980 天国の門
1982 パッション
1983 女ともだち
1983 ビエラ/愛の遍歴
1986 窓/ベッドルームの女
1988 悪霊
1988 主婦マリーがしたこと
1990 女の復讐
1990 マリーナ
1991 ボヴァリー夫人
1992 愛のあとに
1994 愛・アマチュア
1995 沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇
1996 キュリー夫妻・その愛と情熱
1996 愛の破片
2000 ココアをありがとう
2001 ピアニスト
2002 8人の女たち
2002 いつか、きっと
2004 ジョルジュ・バタイユ ママン
2005 ハッカビーズ


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[PV]

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