映画女優　エロディ・ブシェーズ Elodie Bouchez

Elodie Bouchez　　

エロディ・ブシェーズ

生年月日： 1973年4月5日
出身地：仏パリ近郊モンルイユ・スー・ボワ

　女優をめざして6歳からアマチュア劇団の舞台に出演。13歳のときにスカウトされ、TVや雑誌等でモデルを始める。
　先鋭的なミュージシャン、また映画俳優/監督として常にスキャンダラスな存在であり続けたセルジュ・ゲンズブールの遺作1991年「スタン・ザ・フラッシャー」のナターシャ役で映画デビュー。その後、パリ大学に入学し、本格的に演技を学ぶ。
　1960年代初頭のフランスの南西部を舞台に、大学入試試験を控えた四人の若者たちの恋と友情、性の目覚めを描いた青春ドラマ、アンドレ・テシネ監督の1993年「野性の葦」でセザール賞最優秀有望若手女優賞を受賞。
　そして、若い女性2人の孤独や愛を、女性特有といえる繊細な感性に基づいて描いてゆく、エリック・ゾンカ監督の青春ドラマ1998年「天使が見た夢」でカンヌ映画祭最優秀女優賞ほかセザール賞、リュミエール賞、ヨーロッパ映画賞などの主演女優賞を手にした
　ディディエ・ル・ペシュール監督の異色ラブ・ストーリー1998年「日曜日の恋人たち」ではテレーザを演じ、ベン役のジャン＝マルク・バールと共演。
　ジャン=マルク・バール監督＆ロザンナ・アークエット共演の濃密なSEX描写で話題を呼んだ衝撃作2000年「SEX:EL」では、フランス娘のジュリエットを演じ、その奔放な肉体を惜しげなくスクリーンにさらけ出している。
　2001年には、フランシス・フォード・コッポラの息子ロマン・コッポラ監督の2001年「CQ」にパリジェンヌでアメリカ人青年・ポール（ジェレミー・デイヴィス）の恋人マルレーヌ役で出演した。
　アメリカ・ABCで2001年から2006年の計5シーズンにわたって放送されたスパイフィクションドラマシリーズ、ジェニファー・ガーナー主演の「エイリアス（原題:Alias）」に2005年から出演した。
　彼女は少女性を残し、何を演じてもどこか洗練されきらない素朴なキャラクターが出てくるのが魅力のひとつ。

　私生活では、ダフト・パンクのトーマス・バンガルテルと結婚し、2002年に子供を出産している。