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Maruschka Detmers  
 

マルーシュカ・デートメルス



生年月日: 1962年12月16日
出身地: オランダ/スクールベーク
身長: 172cm

 18歳の時女優をめざしてパリに出る。メイドの仕事をしながら演劇学校にかよい、成績優秀で奨学金を受ける。その頃ジャン=リュック・ゴダール監督と知り合い、銀行強盗一味のカルメンが、誘拐計画を映画の撮影にかこつけて実行する姿を、憲兵隊員ジョセフとの恋をからませて描いた傑作ラブロマンス、1983年「カルメンという名の女」でいきなり主役デビュー。彼女は脚光を浴び、同作はヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
 彼女は、単なる肉体派女優として評価されるのを拒み、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語をマスターし、国際女優への道を歩き始める。
 これに感銘を受けたジャック・ドワイヨン監督がジェーン・バーキン共演の同年「ラ・ピラート」に起用。同作は、誰からも愛されるが誰も愛せないアルマを中心に繰り広げられる執拗に求め合う愛と美の世界を描いたもので、彼女の熱演はセザール賞助演女優賞にノミネートされた。
 更にこの演技を気に入った鬼才マルコ・ベロッキオ監督が、性の深遠を覗く傑作1986年「肉体の悪魔」に抜擢、彼女は大胆な演技(濡れ場)を披露した。
 ヘレナ・ボナム・カーターからの交替で演じた、第2次世界大戦において、ユダヤ人のレジスタンスとしてナチスと戦ったある女性の半生を、実話を基に描くドラマ、メナヘム・ゴーラン監督の1987年「ハンナ・セネシュ」では、ハンガリーの著名なユダヤ人作家の娘ハンナ・セネシュ役で主演している。
 そして彼女のアメリカ進出作、1950年代、マンボが大流行した音楽界を舞台に、ラテン・ミュージシャンの兄弟の姿を描いた、アーネ・グリムシャー監督&アントニオ・バンデラス共演の1992年「マンボ・キングス わが心のマリア」では、Delores Fuentes役で濡れ場も演じている。
 しかし、アメリカが合わず、その後ヨーロッパに戻り、マニュエル・ポワリエ監督「Te quielo!」といった映画や、TVの文芸作品などで活躍している。  




1983 カルメンという名の女
1984 ラ・ピラート
1986 肉体の悪魔
1987 ハンナ・セネシュ
1988 夏のアルバム
1989 ふたり
1991 赤と黒の接吻
1992 マンボ・キングス わが心のマリア
1995 シューター


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[PV]

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