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Mylene Demongeot  

ミレーヌ・ドモンジョ



本名: Marie-Helene Demongeot
生年月日: 1936年9月28日
出身地: フランス/ニース
身長: 171cm

 若々しいグラマーぶりと、親近感あるキュートな魅力で、1960年代にブリジット・バルドーと人気を二分するスター女優として活躍。

 イタリアの血をひく父親とロシア人の母親のもとに生まれる。幼い頃はピアニストを志していたが、15歳のとき、コンプレックスだった斜視の手術を受けたのをきっかけに、女優を志すようになる。
 17歳のとき、レオニード・モギー監督の「愛の子供たち」で映画デビュー。
 魔女狩りを描いたアーサー・ミラー作『るつぼ』を映画化した、レイモン・ルーロー監督&イヴ・モンタン、シモーヌ・シニョレ共演の1957年「サレムの魔女」で邪悪な娘アビゲイル・ウィリアムズを演じて脚光を浴びる。
 1957年には、アンリ・ヴェルヌイユ監督の恋と犯罪のドラマ「女は一回勝負する」でヒロインの若い女秘書エブ役を演じ、若々しいビキニ姿を披露、一躍フランス映画界のスター女優に。
 同1957年、カルロヴィ・ヴァリ映画祭の最優秀女優賞を受賞。
 翌1958年には、英国アカデミー賞の有望若手女優賞にノミネートされた。
 そして、17歳のブルジョワ娘の恋と、父の愛人への嫉妬を描くフランソワーズ・サガンの処女作の映画化、オットー・プレミンジャー監督の1958年「悲しみよこんにちわ」でジーン・セバーグと共演、世界中に彼女の名前が知れ渡った。
 ミシェル・ボワロン監督の小粋でおしゃれなラブ・コメディ、1959年「お嬢さん、お手やわらかに!」ではサビーヌ役を演じ、アラン・ドロンやジャクリーヌ・ササールと共演した。
 1964年には、当時人気絶頂だったシルヴィ・バルタン主演のアイドル映画、ミシェル・ボワロン監督の「アイドルを探せ」に出演。同作は、当時若手新進のロック・アイドル・スターだったジョニー・アリディ、そしてフランスシャンソン界の大御所シャルル・アズナヴール、その他フランスで有名だったアイドル達が続々と出演したので話題になった。
 同1964年、フランスで人気の犯罪小説『ファントマ』シリーズを映画化したアクション・コメディ、アンドレ・ユヌベル監督の「ファントマ 危機脱出」でカメラマンのエレーヌ役を演じ、ジャン・マレーらと共演。「ファントマ」シリーズ全三作に出演して彼女の代表作のひとつにもなっている。
 1966年には、ジャン・ベッケル監督のコメディ「タヒチの男」に美人グラマーのミュリエル役で出演、ジャン・ポール・ベルモンドと共演している。
 1970年代はあまり映画活動をしていなかったが、1980年代に入り復活。
 親日家としても知られ、1984年には大原豊監督&武田鉄矢主演のヨーロッパ国際特急の撮影に情熱を傾ける日本人カメラマンと、身分を隠したある国の王女とのラブストーリー「ヨーロッパ特急」に出演。また、源孝志監督&黒木瞳、岡田准一主演のラブストーリー2004年「東京タワー」にも出演している。他に、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のゲストなど、プライベートを含めて数回来日した。
 現在も女優として活躍しており、2004年には、実在の事件や人物をヒントに描き出した警察組織内部の闇を巡るノワール・ムービー、オリヴィエ・マルシャル監督の「あるいは裏切りという名の犬」でマヌー・ベルリネール役を演じ、セザール賞の助演女優賞にノミネートされている。

 私生活では、写真家のアンリ・コストと結婚したが、後に離婚。1968年にマルク・シムノン監督と3度目の結婚をした。




1955 フルフル
1957 サレムの魔女
1957 女は一回勝負する
1958 黙って抱いて
1958 悲しみよこんにちわ
1959 お嬢さん、お手やわらかに!
1959 狂った夜
1959 マラソンの戦い
1959 上と下
1960 全艦船を撃沈せよ
1960 ローマの恋
1960 サビーヌの掠奪
1961 黒い狼
1962 女は夜の匂い
1964 シーザーの黄金
1964 ファントマ 危機脱出
1964 アイドルを探せ
1965 リオの嵐
1965 アンクル・トム
1965 ファントマ 電光石火 
1966 タヒチの男
1967 ファントマ ミサイル作戦
1983 さよなら夏のリセ
1984 ヨーロッパ特急
1986 タキシード
2004 あるいは裏切りという名の犬
2004 東京タワー


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[PV]

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