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Julie Delpy  

ジュリー・デルピー



生年月日: 1969年12月21日
出身地: フランス/パリ
身長: 169cm

 父アルベール・デルピー、母マリー・ピレ共に俳優。両親から芸術や演技を学び、5歳で初舞台を踏み7歳で映画デビューを果たす。16歳の時、ある一つのホテルを背景に過去に起きた殺人事件とそれを追う探偵たちを中心に様々な人間たちのドラマを描いた、ジャン・リュック・ゴダール監督の1985年「ゴダールの探偵」に出演、注目を集める。
 近未来の世紀末のパリを舞台に男女三人の愛の物語、レオス・カラックス監督&ジュリエット・ビノシュ主演の1986年「汚れた血」では、ドニ・ラヴァンのガールフレンドのリーズ役で出演、脚光を浴びた。しかし同作では、レオス・カラックスやジュリエット・ビノシュを“アーチスト気取り”と罵ってアメリカに夢を求めた。
 1987年には、文豪シェイクスピア『リア王』を自在に解釈した一作、ジャン・リュック・ゴダール監督の「ゴダールのリア王 」に出演、ピーター・セラーズ、ウディ・アレンらと共演した。
 そして、親子二代に渡って、親殺しの因果を背負った14世紀の地方の豪族の父娘の生涯を描く、ベルトラン・タヴェルニエ監督の同年「パッション・ベアトリス」でセザール賞の新人女優賞にノミネートされ、演技派女優として国内外から高く評価された。
 その後、1990年よりアメリカに住み、ニューヨーク大学ニューヨーク大学映画科の夏期集中コースにおいて、監督志望のコースをとる。
 アレクサンドル・デュマの小説を、若手俳優の共演で映画化した剣劇冒険ロマン、スティーブン・ヘレク監督の1993年「三銃士」では国王のお后の召使いを演じ、キーファー・サザーランド、チャーリー・シーン、レベッカ・デモーネイと共演。
 フランス国旗を構成する三つの色、青、白、赤をモチーフにしたクシシュトフ・キェシロフスキ監督のトリコロール三部作の二作目、1993年「トリコロール/白の愛」では、美容師の妻の役を好演している。
 ロジャー・エイヴァリー監督の同年「キリング・ゾーイ/破滅への銃弾」では、悩殺的(killing)な魅力を持つゾーイ(昼は銀行員、夜は娼婦、さらに未来を夢見る美大生)役で出演、かわいらしく、しかも強い女性を熱演。
 1995年には、ウィーンの街に一晩の予定で立ち寄ったアメリカ人青年と、彼と列車で出会ったフランス人の女学生、14時間だけ一緒に過ごすことにした二人のあいだに芽生える真実の恋を描くロマンチック・コメディ、リチャード・リンクレイター監督の「恋人までの距離(ディスタンス)」で女学生のセリーヌを演じ、イーサン・ホークと共演。
 近未来の月面都市を舞台に、頽廃した独裁者一族と、彼らに追われる臓器提供者の駆け引きを描いたSFサスペンス、エンキ・ビラル監督&原案&脚本の「ティコ・ムーン」では、殺し屋レナ役で出演。
 2003年には歌手としてアルバムも発表した。
 ベルリン国際映画祭などで高い評価を得た1995年「恋人までの距離(ディスタンス)」の9年ぶりの続編2004年「ビフォア・サンセット」では、主演のみならず監督のリチャード・リンクレイター、共演のイーサン・ホークと共に脚本を執筆、アカデミー脚色賞にもノミネートされた。同作中で自作の曲を演奏するなど多彩な才能を披露。
 女優以外でも短編を監督したりしていて、監督進出を狙ってる様子。日本では“イオナ私は美しい”のCMに出ていた。ゲイリー・オールドマンと一時期同棲していたとか。




1976 GUERRES CIVILES EN FRANCE
1985 ゴダールの探偵
1986 汚れた血
1987 ゴダールのリア王
1987 パッション・ベアトリス
1988 天使の接吻
1989 僕を愛したふたつの国/ヨーロッパヨーロッパ
1991 ボイジャー/運命の航海者
1992 「彼女」の存在
1993 キリング・ゾーイ/破滅への銃弾
1993 三銃士
1993 トリコロール/白の愛
1994 トリコロール/赤の愛
1995 恋人までの距離(ディスタンス)
1997 ファングルフ/月と心臓
1997 ティコ・ムーン
1997 愛のトリートメント
1998 GO!GO!L.A.
1998 映画史 第T部
1998 映画史 第U部
2001 ウェイキング・ライフ
2001 セックス調査団
2004 ビフォア・サンセット
2005 ブロークン・フラワーズ





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