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Nathalie Delon  

ナタリー・ドロン



本名: Francine Canovas
生年月日: 1941年8月1日
出身地: モロッコ/カサブランカ

 幼い頃、母親の度重なる離婚で不遇な少女時代を送る。1964年にアラン・ドロンと結婚。
 1967年、アラン・ドロンの反対を押し切って、武士道を重んじる一匹狼の殺し屋と、彼の仕事を目撃してしまったピアニストの危うい関係を描いた、ジャン=ピエール・メルヴィルの傑作サスペンス・アクション1967年「サムライ」でアランと共演し映画デビュー。
 ミシェル・ボワロン監督の1968年「個人教授」では年上の女性を魅力たっぷりに演じ、一躍脚光を浴びた。同作は、18歳の高校生・オリヴィエ(ルノー・ベルレー)が、恋人のいる女性(ナタリー・ドロン)を愛するが、その恋人の彼女への想いを知り、自ら身を引く…というもので、年上女性に恋するハイティーン映画の火つけ役になり、音楽は「男と女」の巨匠フランシス・レイが担当している。日本でも大人気となり、後に、続編のフランスの田園でバカンスを過ごす若者にセックスの手ほどきをする中年の女の恋物語、ジャック・バラティエ監督&ナタリー・ドロン主演の1973年「新・個人教授」も作られた。
 深くデリケートな姉妹の愛の世界を描いた、ロベルト・マレノッティ監督1969年「姉妹」では、 スーザン・ストラスバーグの姉ディアナを演じた。
 1969年にアラン・ドロンと離婚したが、その後ジャック・ドレー監督のコメディ1971年「もう一度愛して」で、アラン・ドロンの死んだはずの妻リタを演じ共演している。
 同年、消えた金塊船の行方を追う諜報部員の活躍を描くアクション映画、エティエンヌ・ペリエ監督の「八点鐘が鳴るとき」では、美貌のシャーロットを演じアンソニー・ホプキンス、ジャック・ホーキンスらと共演。
 その後、ただひたすら神父が堕落してゆくだけの物語、アド・キルー監督の1973年「サタンの誘惑」で若い女性信者になりすました魔女を演じ、フランコ・ネロと共演。
1975年には、ジョセフ・ロージー監督のロマンス「愛と哀しみのエリザベス」にミランダ役で出演、マイケル・ケインと共演している。
 そして、愛のために女はどこまで美しく、大胆になれるか…、恋とその宿命の中に生き抜いた者たちを描いた、ブリジット・バルドージェーン・フォンダらと浮き名を流したプレイボーイ監督ロジェ・ヴァディムのエロティックな映画1977年「華麗な関係」では、フローラ伯爵夫人役で出演、「エマニエル夫人」のシルヴィア・クリステルやジョン・フィンチと共演。同作は、フランスの2大セクシー女優の共艶ならぬ共演で話題に。
 1982年から監督業にも手を出すようになり、1人のアメリカ人男性と2人の若く美しいパリ娘たちとの恋の日々を描くラブ・ストーリー、1987年「スウィート・ライズ」では監督・原案・脚本を務めた。
 アラン・ドロンとの間に生まれた子供のアンソニーは俳優として活躍中。




1967 サムライ
1968 個人教授
1969 姉妹
1971 もういちど愛して
1971 八点鐘が鳴るとき
1972 青ひげ
1973 サタンの誘惑
1973 新・個人教授
1975 愛と哀しみのエリザベス
1975 タンカー・ジャック
1977 暗闇のささやき
1977 華麗な関係
1977 星になった少年
1987 スウィート・ライズ (監督のみ)



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