映画女優　マハンドラ・デルフィノ　Majandra Delfino

Majandra Delfino　　

マハンドラ・デルフィノ

本名： Maria Alejandra Delfino
生年月日： 1981年12月20日
出身地：ベネズエラ／カラカス
身長： 170cm

　ベネズエラ人の父親、キューバ系アメリカ人母親との間に生まれた。3歳の時にマイアミに移住。11歳の時、親友のサマンサ・ギブ（ “ビージーズ” のモーリス・ギブの娘）と一緒にガールズグループ “チャイナ・ドール” を結成。アイドル・シンガーとして人気を得る。数年後に解散。
　その後、バレエや歌のレッスンを受ける中、女優になりたい！という夢がふくらみ、ジョージ・ミラー監督の犬とイルカの不思議な友情を綴るファミリー・ドラマ1997年「ゼウス＆ロクサーヌ」のオーディションに選ばれ、映画デビューを果たす。
　翌年の夏にはT、コメディ1997年「トニー・ダンザ・ショー」でトニー・ダンザの娘役として、初のテレビ出演を果たし人気を集める。
　1999年には、「シークレット・ライフ・オブ・ガールズ」でリンダ･ハミルトンと共演している。
　そして、いわゆる “ロズウェル事件” をモチーフに制作された、恋愛・友情・SF・サスペンスなど、さまざまな要素を盛り込んだTVドラマシリーズ1999年-2002年「ロズウェル星の恋人たち」で、主人公のリズ（シリ・アップルビー）と姉妹のように仲の良い大親友マリア・デルカ役を演じ、彼女をスターに押し上げた。
　同作では、端正な顔立ちなのでボーイッシュなショート・カットが似合っていたが、途中でストレートのセミロングになり、彼女のゴシック風味な美貌がより引き立つことに。そして、劇中でバンドを率いて、歌も披露した。
　2000年には、巨大麻薬コネクションをめぐる事件がサスペンスフルに繰り広げられていくドラマ、スティーヴン・ソダーバーグ監督の「トラフィック/Traffic」でヴァネッサを演じ、ベニシオ・デル・トロ、マイケル・ダグラス、デニス・クエイドらと共演。
　そして同年には、「スクリーム」「ラストサマー」「13日の金曜日」など、超有名なホラー映画のパロディ満載の抱腹絶倒ホラーコメディ、ジョン・ブランチャード監督の「SHRIEK(シュリーク) 最低絶叫計画 !?」にも出演した。
　近年では、ヴィム・ヴェンダース監督が「パリ、テキサス」以来20年ぶりにサム・シェパード（主演＆脚本）とコンビを組んだ人生ドラマ、アメリカ・ドイツ合作の2005年「アメリカ，家族のいる風景」に出演、ジェシカ・ラング、サラ・ポーリーらと共演している。

　私生活では、「ロズウェル星の恋人たち」で共演していた、マイケル役のブレンダン・フェアと交際したが、破局。その後、これまた「ロズウェル星の恋人たち」で共演していたデボン・ガマーソールと2007年10月6日に結婚した。3歳年上の姉マリエ・デルフィノも女優。