| ホーム | サイトマップ | ランキング | ミュージック | アザー | ギャラリー | シネマ |
デボラ・カー
生年月日: 1921年9月30日 出身地: スコットランド/ヘインズバーグ 身長: 170cm スコットランドの中流の家庭に生まれた。15歳のときに父親を亡くす。イギリスの演劇学校に入ってバレエ、演技、歌を学んでいたが、背が低いためにプロのダンサーになる夢を断念し、演技の勉強に打ち込んだ。野外劇に出演したところをカブリエル・パスカル監督の目に留まり、1941年に映画で初主演を果たした。そして翌年には、主役作品にも恵まれた。 「老兵は死なず」出演後の1946年ハリウッドに呼ばれときには“英国映画史上最大の損失”とまで言われた。ヒマラヤの高地で厳しい試練に直面する修道女たちの姿を、鮮烈な色彩と映像美で描いた、ジーン・シモンズ共演の1947年「黒水仙」に出演。そして同年には、ジャック・コンウェイ監督のドラマ「自信売ります」でクラーク・ゲイブルと共演してスター街道を渡っていく事に。 1953年には、ブロードウェイの舞台「お茶と同情」に出演(後に1956年映画化)。このあたりから演技派として次第に実力を発揮。軍隊の非人間性を鋭く突いた名匠フレッド・ジンネマン監督の骨太の軍隊映画、1953年「地上(ここ)より永遠に」では、カレン役で出演、バート・ランカスター 、モンゴメリー・クリフト、フランク・シナトラらと共演。同作はカンヌ国際映画祭では特別グランプリを受賞している。ウォルター・ラング監督のミュージカル・ロマンスの傑作1956年「王様と私」では、ユル・ブリンナーと共演。1957年には、男女のすれ違いの恋を描いてメロドラマの古典となった恋愛映画の傑作、レオ・マッケリー制作・監督・脚本の「めぐり逢い」に歌手のテリー役で出演、ケーリー・グラントと共演。 女性を主人公とする歴史映画や女性映画に立て続けに出演。1950年代で最も成功したイギリス女優となった。そして、スタンリー・ドーネン監督のラブコメディ1960年「芝生は緑」では、ケイリー・グラント、ロバート・ミッチャム 、ジーン・シモンズらと共演している。 1960年代に入ってからも他に1964年「イグアナの夜」、同年「結婚専科」、1967年「007/カジノ・ロワイヤル」などに出演するが、作品の質に恵まれず、1950年代ほどの人気を得ることは出来なかった。空中ショーに賭ける男たちの生き様を描いた、1969年「さすらいの大空」ではバート・ランカスターと3度目の共演を果たし、「地上より永遠に」さながらの激しいラブシーンを披露。 彼女は、アカデミー賞とは無縁で計6回のノミネート作品があるが、いずれも受賞には至らなかった。しかし、1995年にはアカデミー特別名誉賞を受賞した。 私生活では、1962年脚本家のピーター・ヴィアテルと再婚。前夫との間に二児がいる。1969年の「さすらいの大空」以降、半引退状態だったが1982年に一時復帰。1998年にはイギリス王室から“ナイト”の称号を与えられ、現在はパーキンソン病を克服して夫のヴァテルとともにスイスで静かに暮らしている。
1941 「バーバラ大佐」 1943 「老兵は死なず」 1943 「黒水仙」「自信売ります」 1949 「わが息子エドワード」
1950 「キングソロモン」1951 「クェ・ヴァディス」 1952 「ゼンダ城の虜」 1953 「東方の雷鳴」「悲恋の王女エリザベス」 1953 「ジュリアス・シーザー」「地上より永遠に」 1955 「情事の終わり」
1956 「怒りと冒涜」「王様と私」「お茶と同情」1957 「白い砂」「めぐり逢い」 1958 「悲しみよこんにちは」「旅路」 1959 「旅」「悲愁」「愛ふたたび」 1960 「サンダウナーズ」「芝生は緑」 1961 「六年目の疑惑」「回転」
1964 「ドーヴァーの青い花」「イグアナの夜」1964 「結婚専科」 1967 「007/カジノ・ロワイヤル」 1968 「天使のいたずら」 1969 「さすらいの大空」「アレンジメント/愛の旋律」 1982 「検察側の証人」
1986 「炎のエマ」![]()
|
| [PV] |
| ホーム | サイトマップ | ランキング | ミュージック | アザー | ギャラリー | シネマ |