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シビル・ダニング
本名: Sybille Johanna Danninger 生年月日: 1947年5月24日 出身地: オーストリア/リート・イム・インクライス郡 身長: 170cm ★ 映画史上最高のアメコミ(アメリカン・コミックス)系グラマー女優。1980年代は、まさにシビル・ダニングにとって黄金期とも言える時代で、まさに“コスプレの女王”とでも言うべき見事な活躍ぶりだった。 生まれてすぐに両親が離婚し、彼女が5歳の時に母親がアメリカ人の陸軍大佐と再婚。そのため、アメリカのニュージャージー、メリーランド、サクラメントを転々として育った。14歳から歯科医だった叔父の助手として働き始める。16歳の時に家を出てウィーンへ。さらにザルツブルグへ移り、有名な歯科医の助手として働きながら美容学校に学んだ。卒業後、ファッション・ショーやグラビア撮影のメーキャップ・アーティストとして働くようになり、その容姿に注目した映画関係者にスカウトされることに。 映画デビューは1968年。西ドイツ産のソフト・ポルノで人気を集めるようになる。その後、ヨーロッパで撮影されたハリウッド大作に次々と出演。 エドワード・ドミトリク監督の1972年「青ひげ」では、リチャード・バートン、ラクエル・ウェルチと共演。 フランス国王ルイ十三世治下のパリとイギリスを舞台に、ダルタニアンと三銃士が奸智にたけた枢機卿の陰謀を粉砕するまでの冒険を描いた、リチャード・レスター監督&オリバー・リード、フェイ・ダナウェイ、ラクウェル・ウェルチらオール・スター・キャスト出演の1973年「三銃士」や続編の1974年「四銃士」ではEugenie役を演じた。 そして、西ドイツを中心にヨーロッパ全土に隠然たる勢力を有する元ナチスSS隊員で構成されている謎の組織“オデッサ”を追う若いルポライターの活躍を描いたフレデリック・フォーサイス原作&ロナルド・ニーム監督の「オデッサ・ファイル」にも出演。 1977年にはロサンゼルスに移住。人類が想像を絶する巨大隕石の群れに襲われるという恐怖を描くSF映画、ロナルド・ニーム監督&ショーン・コネリー、ナタリー・ウッド といったオール・スター・キャストの大作映画1979年「メテオ」に出演した。 ワシントンからモスクワに向かって飛行する超音速ジェット機を舞台に、数度の危機を無事に乗りこえるパイロットと乗客たちの姿を描くシリーズ4作目、デイヴィッド・ローウェル・リッチ監督の1979年「エアポート'80」にも名優エディ・アルバートの若妻役でチラリと顔を出している。 こうしてハリウッドでも引っ張りだことなったが、いずれも役柄としては単なる色添えの脇役が多かった。 しかし、エンツォ・G・カステラッリ監督のイタリア産スリラー1980年「コブラ」ではフランコ・ネロの恋人という大役を任せられ、彼女にとっての転機となった。 ロジャー・コーマン製作のB級SFアクション同年「宇宙の七人」ではゴージャスでセクシーな女宇宙戦士を好演。特に「宇宙の七人」のオフビートでの痛快な演技は評判が良く、多くの映画マニアに強く印象付けた。 ルー・フェリグノと共にマッチョな女戦士を演じた1983年「7人の輝ける勇者」と勇者ヘラクレスの宿敵である悪女アリアドネを演じた同年「超人ヘラクレス」では見事な肉体美を披露。 さらに女子刑務所を舞台に、囚人同士の反目、麻薬密売、囚人をレイプする看守などを揄く典型的な女囚もの、ポール・ニコラス監督の1983年「チェーン・ヒート」では美しくも冷酷な極悪女囚役を怪演。 ハワード・アヴェディス監督の初体験もの1984年「ラブ・レッスン殺人事件」では、勉強よりもセックスのレッスンが得意な人妻女教師役を演じた。 セクシーな美女が激しいバトルを繰り広げるエロティックアクション、アンディ・シダリス監督の1985年「マリブ・エクスプレス」では、セクシーでゴージャスな悪徳女性実業家。 さらに狼男をリアルなメイクアップで蘇らせた話題作「ハウリング」の続編、フィリップ・モラ監督&クリストファー・リー主演の1985年「ハウリングU」ではボンデージ・ファッションに身を包んだ狼女。地底に眠る伝説の帝国を舞台に繰り広げられる冒険を描くSFコメディ、フレッド・オーレン・レイ監督の1986年「ファントム・エンパイア」では地底帝国を支配するアマゾネス・クィーン。 一夜のテレビ番組プログラムという形をベースにしながら、その合間に別のギャグを盛り込んだ全20余話のオムニバス・コメディ、ジョン・ランディス監督の1987年「アメリカン・パロディ・シアター」では、月世界を支配する女王ララを演じた。同作には、 ロザンナ・アークエット、ミシェ ル・ファイファーら人気スターが多数出演している。 1984年には「パンサー・スクワッド−女豹軍団」でプロデューサー業に進出。ワース・キーター監督の1989年「L.A.バウンティ」では製作・脚本・主演の3役をこなした。 しかし、1990年の6月にスタント・リハーサル中の事故で重症のヘルニアを患ってしまい、女優業を引退することに。彼女は、自ら社長を務める製作プロダクション、アドベンチャー・プロダクションズの経営に専念。低予算のアクション映画やスリラー映画の製作を手掛けた。また、倒産しかけたドイツのアイス・ホッケー・チームを買収して優勝に導くなど、ビジネス・ウーマンとしての才能を発揮。 そして2007年、シビル・ダニングは遂に女優として映画界に復帰。クェンティン・タランティーノ&ロバート・ロドリゲス監督の話題作2007年「グラインドハウス」にナチの女将校役で出演、ファンにとっては感涙もの。
1972 青ひげ 1973 三銃士 1974 四銃士 1979 エアポート'80
1980 ナイトキル1980 コブラ 1980 宇宙の7人 1980 ひと妻窃盗団 1982 サン・サルバドル 地獄の戦火 1982 悪魔の少女ジュリー
1983 7人の輝ける勇士1983 超人ヘラクレス 1983 チェーンヒート 1984 ラブ・レッスン殺人事件 1984 危険な課外授業 ブロンド教師の甘い誘惑 1984 パンサー・スクワッド 女豹軍団
1984 女囚ウォリアーズ1985 ハウリング U 1985 ヤング・チャタレイ U 1985 マリブ・エクスプレス 1986 レディ・プリズナー 地獄の美女収容所 1986 ファントム・エンパイア 1987 クィーン・ウォーリアー 1987 モニタービーナス 愛しのふともも 1987 アメリカン・パロディ・シアター 1989 L.A.バウンティ 2007 グラインドハウス ![]()
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