映画俳優　ダニエル・クレイグ Daniel Craig - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Daniel Craig　　

ダニエル・クレイグ

生年月日： 1968年3月2日
出身地：英イングランド／チェシャー州チェスター
身長： 182cm

　4歳の時、両親が別居しリバプールへ移る。17歳の時、ナショナル・ユース・シアター（ジュード・ロウ、オーランド・ブルームなどが卒業）に参加。その後、ロンドン・ギルドホール・スクール・オブ・ミュージック・アンド・ドラマで演技を学び、1991年に卒業。以降舞台で経験を積み、TV作品にも数多く出演。
　1930年代の南アフリカで生まれたイギリス人の少年が孤児となり、人々の善意とアフリカの大自然に学びながら成長していく姿を描く人間ドラマ、ジョン・G・アヴィルドセン監督の1992年「パワー・オブ・ワン」で映画デビュー。
　1998年には、今世紀を代表する画家の一人、フランシス・ベイコンの生涯を、男性の恋人ジョージ・ダイアーとの関係を中心に描く一編、ジョン・メイブリィ監督＆脚本の「愛の悪魔／フランス・　ベイコンの歪んだ肖像」のジョージ・ダイアー役でエジンバラ映画祭最優秀男優賞受賞。
　2000年「Some Voices」ではレイを演じ、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム賞最優秀男優賞。
　スーパーヒロインの冒険を壮大に描くアクション、サイモン・ウェスト監督の2001年「トゥームレイダー」ではアレックスを演じ、アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・ヴォイトと共演。
　2002年には、ギャング世界の掟と、父と息子の絆を描いた人間ドラマ、サム・メンデス監督の「ロード・トゥ・パーディション」で、トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウらと共演した。
　ロジャー・ミッチェル監督＆リス・エヴァンスとサマンサ・モートン共演のの2004年「Jの悲劇」で主役のジョーを演じ、ロンドン批評家協会賞最優秀英国男優賞に輝いた。
　1972年のミュンヘン・オリンピックで起きたパレスチナ・ゲリラによるイスラエル選手殺害事件とその後のイスラエル暗殺部隊による報復の過程をリアルかつ緊迫感のあるタッチで描いた衝撃の問題作、スティーヴン・スピルバーグ制作＆監督の2005年「ミュンヘン」では、スティーヴ役で出演している。
　人気スパイ・アクション・シリーズの第21作、マーティン・キャンベル監督の2006年「007／カジノ・ロワイヤル」では、ピアース・ブロスナンに次いで6代目ジェームズ・ボンドに抜擢され、歴代初の金髪ボンドとして一躍時の人となった。同作は、欧米で公開された直後に大好評を呼び、“シリーズ最高傑作”と評価された。また、映画評論家や007の原作愛読者からはダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドは最も原作に近いと評価された。ボンドの最初で最後の運命の女性ヴェスパー・リンド役には、しなやかな美しさのあるフランスの注目女優エヴァ・グリーン。そしてスパイものの話にはつきものの悪役ル・シッフルにデンマークのベテラン俳優マッツ・ミケルセン、ボンドの上司Mには、いまや007映画シリーズには欠かせなくなった英国の大女優ジュディ・ディンチと、世界で注目されるキャストが結集。
　そして、米男性ファッション誌の代名詞ともいえる『エスクワイア』誌が選ぶ“ベスト・ドレッサー2006”にも選ばれている。