映画俳優　マット・デイモン Matt Damon - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Matt Damon　　

マット・デイモン

本名： Matthew Paige Damon
生年月日： 1970年10月8日
出身地：米マサチューセッツ州／ケンブリッジ
身長： 180cm

　マットが2歳の時に両親は離婚。母親のNancy Carlsson-Paigeはフィンランド人の血を引く大学教授、兄Kyleは彫刻家。
　ハーバード大学在学中、“ミスティック・ピザ”に働く3人の若い女性の青春を描いた、ドナルド・ペトリ監督＆ジュリア・ロバーツ主演の1988年「ミスティック・ピザ」の端役で映画デビュー。
　その後大学を休学して、エリートたちが学ぶ名門高校を舞台に、8人のクラスメイトの姿を描く青春ドラマ、ロバート・マンデル監督の1992年「青春の輝き」や合衆国騎兵隊を相手に抵抗した伝説のアパッチ族の戦士ジェロニモの人間像を描き、アメリカの歴史の暗部に光を投げかけた西部劇、ウォルター・ヒル監督の1993年「ジェロニモ」などに出演。
　ハリウッドが初めて真正面から取り組む湾岸戦争を舞台に、“戦場における本当の勇気”とは何かを問うヒューマン・ドラマ、エドワード・ズウィック監督の1996年「戦火の勇気」では、デンゼル・ワシントン、メグ・ライアンらと共演、体重を落としてまで役作りに挑んだ。
　しかしながら、なかなかヒット作に恵まれず、友人のベン・アフレックと共に自分達で脚本を書くことを思いたち、その脚本が後にガス・ヴァン・サント監督の1997年「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」として映画化された。この作品は、心を閉ざした天才青年が、似た境遇の心理学者との交流を通じて成長していく姿を、繊細なタッチで綴ったヒューマン・ドラマで、同作によりベン・アフレックと共にアカデミー脚本賞を受賞し、マットはアカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされた。
　1998年には、ベン・アフレック、クリス・ムーアと共に現在の制作会社ライヴ・プラネットの前身であるパール・ストリート・プロダクションを設立。
　原作がパトリシア・ハイスミスの小説『リプリー』で、ルネ・クレマン監督＆アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」（1960年）に次ぐ2度目の映画化、富豪の放蕩息子になりすます貧乏青年の姿を描くサスペンス1999年「リプリー」では、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネート。
　ダニエル・オーシャン率いる11人のプロフェッショナルによる現金強奪作戦を描く小粋なクライム・ムーヴィー、スティーヴン・ソダーバーグ監督の2001年「オーシャンズ11」では、ダニエル・オーシャン役のジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツらと共演、ライナス・コールドウェル役を演じた。
　2002年には、記憶をなくした工作員が襲撃されながらもアイデンティティーを取り戻すアクション・スリラー、ダグ・リーマン監督＆フランカ・ポテンテ共演の「ボーン・アイデンティティー」が大ヒット。2004年には続編も作られ、2007年にはシリーズ3作目の「ボーン・アルティメイタム」が公開され、2億ドルを越えるヒットとなった。
　そして、2007年7月25日にウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれた。

　私生活では、共演した女優と交際することが多く、これまでクレア・デインズ（1997年「レインメーカー」で共演）、ミニー・ドライヴァー（1997年「グッド・ウィル・ハンティング」で共演）、またウィノナ・ライダーやモデルのブリジット・ホールらと交際したが、2003年「ふたりにクギづけ」撮影中にマイアミで知り合ったアルゼンチン人の女性ルシアナ・バロッソと2005年に結婚し、2006年には娘が生まれている。