歌手/映画女優　コートニー・ラヴ　Courtney Love

Courtney Love　　

コートニー・ラヴ

本名： Courtney Michelle Harrison
生年月日： 1965年7月9日
出身地：米カリフォルニア州／サンフランシスコ
身長： 177cm

　彼女の両親は“ヒッピー”で夫婦仲も悪く、コートニーが5歳の時に両親は離婚。
　ロック・スターになるのを夢見て、10代までストリッパーとしてニュージーランド､日本､イギリス､アメリカなどを放浪｡
　その後、アレックス・コックス監督の1986年「シド＆ナンシー」で端役ながら映画デビューを果たす。
　1990年に、自身のロック･バンド“ホール”を結成。ロック・ミュージシャンとしてのカリスマ性があり、ワイルドでクレイジーな彼女のキャラクターは、たちまち大きな注目を浴びるようになる。
　本業最優先で､映画は時々出演していたが､ミロシュ・フォアマン監督作1996年「ラリーフリント」の熱演で、ゴールデン・グローブ賞にノミネート。同作品では、ニューヨーク映画批評家協会とボストン映画批評家協会の最優秀女優賞、シカゴ映画批評家協会の最優秀新人女優賞を受賞し、映画女優としての地位を確立｡
　以後、映画女優としても本格的な活動を始めている｡
　年越しパーティーに集う独身男女の姿をコミカルに描いた恋愛群像劇を描いた、リサ・ブラモン・ガルシア監督のデビュー作1998年「200本のたばこ」では、ベン・アフレック、ケイト・ハドソンらと共演。
　35歳で世を去った実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの芸人人生を描いた、ミロシュ・フォアマン監督の1999年「マン･オン･ザ･ムーン」でも好演｡
　ゲイリー・ウォルコウ監督の2000年「バロウズの妻」では、伝説の作家ウィリアム・S・バロウズの妻ジョーンを演じている。
　人気ミステリー作家グレッグ・アイルズの全米ベストセラー小説『24時間』が原作、ルイス・マンドキー監督のサスペンス2002年「コール」では、シェリル・ヒッキー役を演じ、ダコタ・ファニング、シャーリズ・セロンらと共演している。
　2003年には、伝説のDJ、ロドニー・ビンゲンハイマーの半生を、さまざまなアーティストのインタビューと爆音ロックでつづるドキュメンタリー、ジョージ・ヒッケンルーパー監督の「メイヤー・オブ・サンセット・ストリップ」に出演。
　2004年2月には初のソロ・アルバム『アメリカズ・スウィートハート』をリリース。迫力のロック魂は現在でも健在。

　私生活では、1991年に二人目の夫となるロック･バンド“ニルバーナ”のメインボーカルのカート・コバーンと知り合い、翌1992年に結婚するが、1994年に死別（ドラッグ中毒で自殺？）。ふたりの間には娘がひとりいる。