映画女優　ケリー・コンドン　Kerry Condon

Kerry Condon　　

ケリー・コンドン

　　

生年月日： 1983年1月4日　
出身地：アイルランド共和国

　フランク・マッコートの世界中が涙した大ベストセラー小説を再びアイルランドを舞台に映画化、アイルランドの貧しい家族の姿を描いた感動ドラマ、アラン・パーカー監督・脚色・製作の1999年「アンジェラの灰」に端役で出演、エミリー・ワトソン、ロバート・カーライルらと共演、映画デビューを果たす。
　翌2000年には、父親が突然ネズミになってしまったことで巻き起こる騒動をコミカルに描いたファンタジー、スティーヴ・バロン監督の「ラット・ゲーム」にマリエッタ役で出演した。
　2003年には、オーストラリアの開拓期を舞台に、実在した伝説のアウトロー、ネッド・ケリーの生涯を映画化したアドベンチャー・ドラマ、グレゴール・ジョーダン監督の「ケリー・ザ・ギャング」にケイト・ケリー役で出演、ヒース・レジャー、オーランド・ブルーム、ジェフリー・ラッシュ、ナオミ・ワッツ、エミリー・ブラウニング、レイチェル・グリフィスらと共演。
　2005年には、悪漢に殺人マシーンとして育てられた男が、人間的感情に目覚めていく様を描いたヒューマン・アクション、ルイ・レテリエ監督＆リュック・ベッソン脚本の「ダニー・ザ・ドッグ」でピアニストを目指す18歳のヴィクトリア役を演じ、ジェット・リー、モーガン・フリーマンと共演した。

　そして2005年から放送の、ローマ軍第13軍団の百人隊長ヴォレヌスとその部下の軍団兵プッロを中心に、内乱期のローマ共和国が描く、アメリカのHBOとイギリスのBBCが共同制作した歴史超大作のテレビドラマ「ROME［ローマ］」では、アティアの娘でオクタヴィウスの姉オクタヴィア役で出演、オールヌードと濡れ場を披露している。
　同ドラマは、TVシリーズとしては破格の総額200億円以上を投入し、８年もの歳月を掛けて製作、エミー賞では美術賞、衣装賞、特殊視覚効果賞など４部門を受賞している。

　2009年には、ロシアの文豪レフ・トルストイの晩年を、妻ソフィアとの確執と愛にスポットを当てて描く、マイケル・ホフマン監督の「終着駅　トルストイ最後の旅」にトルストイの理想主義の信奉者マーシャ役で出演、ヘレン・ミレン、クリストファー・プラマーらと共演した。
　そして2011年、テリー・ジョージ監督の短編コメディ・ドラマ映画「The Shore」にパトリシア役で出演。同作は、第８４回（2012年）アカデミー賞で短編実写映画賞を受賞した。