映画女優＆歌手　シェール Cher - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Cher　　

シェール

本名： Cherilyn Sarkisian LaPierre
生年月日： 1946年5月20日
出身地：米カリフォルニア州／エルセントロ
身長： 174cm　

★ 女優＆歌手＆魔女！　まさに絶えず“注目”を集める、ショウビズ界の女王！

　16歳で家出。1963年ソニー・ボノと出会い、翌年18歳で結婚し夫婦ユニット”ソニー＆シェール”として活動開始。1965年に全米・全英No.1ヒット（300万枚）となった『アイ・ガット・ユー・ベイブ』を始め、数多くのヒットを放つ。
　1967年には、そんな彼らを追ったフリードキン監督の処女作「ソニーとシェールのグッド・タイムス」が製作されるなど、その人気はかなりのものだったが、1974年に離婚しコンビ解消。
　デュオと並行して、1966年頃よりソロとしても活躍し始める。チェロキーの血筋を全面に押し出したイメージ戦略で『悲しきジプシー』『ハーフ・ブリード』『ダーク・レディ』などが全米No.1に輝いている。
　1980年代に入ると女優としても活躍。1981年にロバート・アルトマン演出のオフ・ブロードウェイの舞台「Come Back to the Five ＆Dime， Jimmy Dean， Jimmy Dean」に出演して好評を博す。その舞台は翌年映画化され、女優として高い評価を受けた。
　そして、核の危険性を訴え、労働条件改善を求めていた最中、謎の事故死を遂げたカレン・シルクウッドの実話を映画化した、マイク・ニコルズ監督＆メリル・ストリープ共演の1983年「シルクウッド」でレスビアン相手のドリーを演じ、ゴールデングローブ助演女優賞を受賞。
　1984年には、ライオン病と呼ばれる奇病をもちながら強く美しく生きたロッキー・デニスの人生を描いた、ピーター・ボグダノヴィッチ監督の「マスク」で母ラスティを演じ、カンヌ映画祭主演女優賞を受賞。
　1人の未亡人と、彼女に求愛する2人の兄弟を描いたラブ・コメディ、ノーマン・ジュイソン監督＆ニコラス・ケイジ共演の1987年「月の輝く夜に」では、7年前に夫を事故で失ったロレッタを演じてアカデミー主演女優賞に輝いた。
　その後、悪魔と3人の美女が巻き起こすファンタスティック・ホラー・コメディ、ジョージ・ミラー監督の1987年「イーストウィックの魔女たち」では、未亡人の熟女で彫刻家のアレキサンドラを好演、名優ジャック・ニコルソン、スーザン・サランドン、ミシェル・ファイファーらと共演した。
　他人とのしがらみを嫌う風変わりな母親、ユダヤ系でありながらカトリックの尼さんを夢見る15歳の長女、水泳のチャンピオンを目指す9歳の次女この三人を軸に母と娘との絆を描いた心温まるドラマ、リチャード・ベンジャミン監督の1990年「恋する人魚たち」でもミセス・フラックス役で高い演技力を披露、ボブ・ホスキンス、ウィノナ・ライダー、クリスティーナ・リッチらと共演。
　そして1998年には『ビリーヴ』をリリース、数々の記録を塗り替える世界的なメガ・ヒットとなり、“ダンス・ディーヴァ”として新たな地位を確立した。
　近年では、結合双生児の絆を描いたハートウォーミング・コメディ、ボビー・ファレリー＆ピーター・ファレリー共同監督の2003年「ふたりにクギづけ」に女優のシェール(本人)役で出演、マット・デイモン、エヴァ・メンデス、グレッグ・キニアらと共演している。
　最近では、エクササイズ・ビデオの事業でかなりの成功を収めているらしく、また奇抜なファッション・センスは有名で、アカデミー授与式ではたびたびそのセンスが揶揄され、また華麗なる男性遍歴も話題となることが多い。　離婚歴2回。