映画女優　キム・キャトラル　Kim Cattrall - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Kim Cattrall　　

キム・キャトラル

出身地：イギリス／リバプール市
生年月日： 1956年8月21日
身長： 177cm

　生後3ヶ月で両親とカナダに移住。その後、ニューヨークに移住。両親のバックアップもあって、11歳のときロンドン音楽演劇アカデミーで、16歳でアメリカ演劇アカデミーで学ぶ。「アグネス」などの舞台を経験した後、ユニヴァーサルとの契約の元、多くのTVシリーズに出演。
　1975年に「ローズバッド」で映画デビュー。1982年「ポーキーズ」、1984年「ポリスアカデミー」で人気を得る。以降陽気でセクシーな役柄も多いがSFからドラマまで何でもこなせる女優として活躍。
　伝説の幽霊に恋人をさらわれた2人の男の恋人救出作戦を描くSFファンタジー、カート・ラッセル主演、ジョン・カーペンター監督の傑作1986年「ゴーストハンターズ」では、グレイシー役で出演。
　そして、自分の作ったマネキンに恋をする青年の姿を描くファンタジー1987年「マネキン」では、古代エジプトの女性、エマの霊魂が宿ったマネキン役で主演した。
　1988年には、つきぬ野望を果たすために、愛さえも犠牲にして生きる非情な若者の姿を描いた、ボブ・スウェム監督のサスペンス「マスカレード　甘い罠」で、富豪の夫人のブルック役を演じ、共演はメグ・ティリーとロブ・ロウ。
　宇宙大作戦のレギュラーを中心としたスタートレックの映画第六作、ニコラス・メイヤー監督のSF 1991年「スタートレック4　未知の世界」では、ヴァレリス大尉役を演じている。
　その後はTVをメインにしているようであり、1997年から始まったTVシリーズ、サラ・ジェシカ・パーカー、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソンらと共演の「セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)」で、PR会社の社長サマンサ・ジョーンズを演じ、番組のヒットに伴って世界的に知られるようになった。同作では、仕事にもセックスにも全力を尽くす主義で、結婚だけでなく特定の相手とつきあうこと自体、理解できない。男性だけでは飽き足らず、レズビアンの女性とも交際し、童貞からプレイボーイまで守備範囲は広い…という役どころ。
　2002年には、それぞれの思いを胸にロサンゼルスまで大陸横断のドライブに出た幼友だちの女の子3人組の道行きを描いたガールズ青春ロード・ムービー、ブリトニー・スピアーズの記念すべき初主演映画「ノット・ア・ガール」に母親役で出演している。
　2004年1月、ゴールデン・グローブ賞TV部門で助演女優賞を受賞。
　近年では、ティム・ファイウェル監督のフィギュアスケートを題材にした作品2005年「アイス・プリンセス」でコーチ役を演じ、母親役のジョーン・キューザックらと共演している。

　私生活では、これまでに3度の結婚、離婚をしている。3番目の夫マーク・レヴィンソンと共に執筆したというセックスの指南書『サティスファクション―究極の愛の芸術』が、アメリカで大きな話題となった。日本でも翻訳・出版されベストセラーに。