映画女優　フィービー・ケイツ　Phoebe Cates - ロンリーBIGI　［LONELY-BIGI］

Phoebe Cates　　

フィービー・ケイツ

本名： Phoebe Belle Katz
生年月日： 1963年7月16日
出身地：米ニューヨーク州／ニューヨーク
身長： 170cm

★ 1980年代に世界中でブルック・シールズと人気を二分する程の活躍をしたアイドル女優。

　父親はTVプロデューサー、叔父が映画監督という環境に育つ。11歳からジュリアードでバレエを習っていたが足の怪我のため断念。14歳の時、ディスコでスカウトされファッション誌のモデルとなる。
　二人だけで砂漠に投げ出された若者が、生と死を乗り越えて“パラダイス”を見つけだし、めくるめくような愛の生活を過ごす姿を描く、スチュアート・ギラード監督の1982年「パラダイス」で15歳のサラを演じ、セミ・ヌードを披露しつつ映画デビュー。
　その後も、美少女路線を歩み、現代高校生気質をコミカルに描いた青春ドラマ、女性監督エイミー・ヘッカリングの1982年「初体験／リッジモント・ハイ」では17歳のリンダを演じ、ジェニファー・ジェイソン・リー、ショーン・ペンらと共演している。
　1983年には、寄宿舎で共同生活をおくる女子高生と近くにある男子高の生徒との恋、友情を描く青春ドラマ、ノエル・ブラック監督の「プライベイトスクール」にセックスに対する好奇心いっぱいの美少女クリス・ラムジー役で出演、人気も上昇。
　1984年には、クリスマス・プレゼントのペットが異常繁殖して町中が大混乱になるというデザスター・コメディ、ジョー・ダンテ監督のヒット作「グレムリン」で銀行の出納係ケートを演じている。
　その後、数年ほど映画界から遠ざかっていたが、2001年に復帰。結婚記念のパーティに集った複数の男女が、自分の心情を次第にさらけ出していく様をとらえた群像ドラマ、ジェニファー・ジェイソン・リ－とアラン・カミングが共同で初監督・主演の2001年「アニバーサリーの夜に」ではソフィア・ゴールド役で出演、パーカー・ポージー、ジェニファー・ビールス、グウィネス・パルトローらと共演した。
　彼女は、日本においても、CM等に出演して活躍。ブルネットの髪、あどけなさの残る顔とボリュームのある身体、脱ぎっぷりの良さで、日本では『スクリーン』や『ロードショー』といったティーン向け映画雑誌で人気を博した。

　私生活では、1989年に俳優のケヴィン・クラインと電撃結婚、現在では二児の母に。子供を出産してからは、主婦業に専念しており、女優業はしていない。