歌手/映画女優　マライア・キャリー　Mariah Carey

Mariah Carey　　

マライア・キャリー

生年月日： 1970年3月27日
出身地：米ニューヨーク州／ロングアイランド
身長： 175cm

　アフリカ系米国ベネズエラ人の父とアイルランド系の母の間に3人兄弟の末っ子として生まれる。ハイ・スクール時代に独学で歌を勉強し、デモ・テープ作りに励む。ハイスクール卒業後、マンハッタンへ移る。
　ウェイトレスなどをしながらチャンスを待ち、パーティー会場でCBSレコードのトミー・モトーラ社長へデモテープを渡したことがきっかけとなり、1990年に“Vision Of Love”で歌手デビュー。
　デビュー当時から7オクターブの声域を持つ歌姫と言われ、アルバム1993年“Music Box”、1995年“Daydream”は全世界で各2000万枚を超える大ヒット。
　Boyz II Menとのデュエット曲“One Sweet Day”は1995年から1996年にかけてビルボードのHOT 100で16週連続No.1を獲得。
　1999年のアルバム"Rainbow"を最後にSony Musicを離れ、史上最高クラスの8000万ドルもの契約金で、EMI傘下のVirgin Recordsに移籍。
　2000年には女性として初めてアメリカン・ミュージック・アワード特別功労賞に選ばれた。
　しかしその後、精神的・肉体的にトラブルを抱え、2001年にはTVの生放送番組でストリップまがいのパフォーマンスをして顰蹙を買う。
　映画デビューは、ゲイリー・シニョール監督のコメディ1999年「プロポーズ」で、クリス・オドネルの元恋人役を演じ、レニー・ゼルウィガー、ブルック・シールズらと共演。
　ヴォンディ・カーティス＝ホール監督の1980年代を舞台にした成功を求める女性シンガー、ビリーの物語2001年「グリッター　きらめきの向こうに」では、ヒロインのビリー・フランク役を演じ映画初主演を果たした。
　女性たちがマフィアと命がけで繰り広げる、危険な駆け引きの様子を描いた、デヴィッド・アンスポー監督のサスペンス2002年「ワイズ・ガールズ」では、ミラ・ソルヴィノ、メローラ・ウォルターズと共演。
　2005年には、世界に誇るスーパースター、ジョージ・マイケルのヒストリーを描いた、サザン・モリス監督のドキュメンタリー「ジョージ・マイケル　～素顔の告白～」に出演している。
　日本では特に人気が高く、Bestアルバム“#1's”は約350万枚を売り上げ、洋楽史上最高セールスを記録。計8作のアルバムがミリオンセラーに。
　1994年に“恋人たちのクリスマス”がフジテレビ系連続ドラマ「29才のクリスマス」の主題歌に起用され130万枚の大ヒット。
　2000年には缶コーヒー『ネスカフェ・サンタマルタ』のCMに出演し明石家さんまと共演、CMソング“Thank God I Found You”を歌った。2004年にも日本の唱歌“朧月夜”を歌い、『爽健美茶』・『爽健美茶緑茶ブレンド』のCMに起用された。

　私生活では、トミー・モトーラと1993年に結婚したが、1997年に離婚している。16曲の全米No.1ヒットはビートルズ、エルヴィス・プレスリーに次ぐ記録。