モデル/映画女優　ナオミ・キャンベル　Naomi Campbell

Naomi Campbell　　

ナオミ・キャンベル

出身地：英ロンドン／テディングトン
生年月日： 1970年5月22日
身長： 177cm

　モデルとして15歳のときにロンドンのコヴェント・ガーデンでスカウトされた。その後はとんとん拍子にスターダムを駆け上がり、1988年（18歳のとき）に、黒人モデルとしてはじめてフランス版の『ヴォーグ』誌のカバーを飾った。
　アズディン・アライア、ドルチェ＆ガッパーナなどのデザイナーご指名のモデルとして活躍し、1990年代初頭には、スーパーモデルブームの牽引役の一人となる。
　また、マイケル・ジャクソンやアレサ・フランクリン、ジョージ・マイケルらのミュージック・ビデオにも出演。
　1995年には小説『Swan』を出版し、アルバム『ベイビーウーマン』もリリース。日本では1996年に久保田利伸とデュエットした曲（『LA・LA・LA LOVE SONG』／フジテレビ系ドラマ「ロングバケーション」の主題歌）が大ヒットした。

　主な映画出演暦としては、スーパーモデルとその業界の内情を描き出すドキュメンタリー、「SUPER MODEL’S CATWALK」に出演。同作では、シンディ・クロフォード、ケイト・モス、クラウディア・シファーら豪華な顔触れに加え、ジョルジョ・アルマーニ、ジャン=ポール・ゴルチエ、ジャンニ・ヴェルサーチなどの著名デザイナー、さらにシャロン・ストーンはじめ、　ハリウッドのスターまでが顔をそろえた。
　翌1996年には、生活のためにテレフォン・セックスの仕事を始めた女優志願の女性の姿を、時にコミカル時にシリアスに描いた風俗映画、スパイク・リー監督の「ガール6」にGirl 75役で出演。
　脚本家ジョー・エスターハスの苦い体験を基に描かれた業界の裏話コメディ、アーサー・ヒラー監督の1997年「アラン・スミシー・フィルム」に出演、シルヴェスター・スタローン、ジャッキー・チェン、ウーピー・ゴールドバーグらと共演した。
　ナオミが拉致監禁されるヒロインを演じる、スタイリッシュで官能的なサスペンス・ミステリー、スティーヴ・ディマルコ監督の1999年「プリズナー・オブ・ラブ」では、初主演を果たした。
　現在はファッションアイテムのプロデュースなども行っており、浮き沈みの激しいファッションの世界を今もなおトップモデルとしての地位を保ち続けている。彼女には、数々のロマンスの噂や薬物依存のリハビリそして暴行事件などお騒がせな報道も多い。　