映画女優　ルイーズ・ブルゴワン　Louise Bourgoin

Louise Bourgoin　　

ルイーズ・ブルゴワン

本名： Ariane Bourgoin
生年月日： 1981年11月28日
出身地：フランス／ヴァンヌブルターニュ

　哲学教授の父と、英語教師の母との間にフランス北西部のブルターニュ地方　ヴァンヌ(レンヌ)で生まれる。幼い頃からの画家志望で、ヴァンヌの美術大学で5年間学んだ。同時期にモデルや、写真モデルの仕事も始めた。
　2004年より美大を卒業して直ぐ、テレビ出演を始める。2006年、有料テレビチャンネル「Canal + (Plus)」で毎夜放送される「Le Grand Journal」のお天気キャスター(Miss Meteo)に抜擢。以後、ルイーズという芸名となる。2008年6月までの間、美人な上に、“当意即妙かつ才知に長けたトーク”と評価され、才能を如何無く発揮して、たちまち人気者となる。
　2008年、一風変わった三角関係と欲望を描いた、アンヌ・フォンテーヌ監督の「キャスター　裸のマドンナ」(原題: La Fille de Monaco)に地元の天気予報に登場しているオードレイ役で映画デビュー。ほぼヌードではないかというくらいキワドイ服装のオンパレードに、かつベッドシーンまで演じ、2009年セザール賞の最優秀主演女優賞にノミネートされた。
　2009年には、フランスで50年以上愛され続けている国民的絵本『プチ・ニコラ』を実写映画化、舞台は平和でのんびりした1960年代、ちょっとした誤解から、想像力豊かな小学生の男の子ニコラが仲間たちと引き起こす大騒動を描く、ローラン・ティラール監督の心温まるキッズ・ムービー「プチ・ニコラ」に花屋役で出演。同作は、本国フランスでは大ヒットを記録した。
　2010年には、20世紀初頭のフランスやエジプトを舞台に、伝説の“復活の秘薬”を求める主人公アデルがスクリーン狭しと世界を駆け巡る、リュック・ベッソン監督の冒険活劇「アデル　ファラオと復活の秘薬」のヒロイン“アデル”に抜擢。アデル役が決まってから、ルイーズの注目度は更に急上昇。本国フランスでは、4/14の公開に合わせて『ELLE』『GQ』など14の有名ファッション誌で表紙に起用された。そして、アンヌ・パリロー、ナタリー・ポートマン、ミラ・ジョヴォヴィッチに続き、リュック・ベッソンが、また新たな大型新人女優をこの世に送り出したと、世間を騒がした。
　同年には、「アデル　ファラオと復活の秘薬」の7/3(土)公開に先立つ、6/8(火)開催されたユナイテッド・シネマ豊洲の試写会に対する舞台挨拶のため、来日している。友達と甘口の白ワインで酔っ払って、カラオケで歌うことが大好きだそう。

　現在彼女は、フランスの若手女優の中でも抜群の人気を誇る1人と言える。