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Ingrid Bergman  


イングリッド・バーグマン



1915年8月29日生まれ
スウェーデン・ストックホルム出身

 2歳の時に母親に先立たれ、写真家で画家の父親も彼女が12歳の時に帰らぬ人となる。父親の死後、叔父の家に引き取られるが、内気だったために孤独な少女時代を過ごす。
 幼い時から演技に興味を持ち、スウェーデンの王立演劇学校で学ぶ。1934年に映画デビュー。1939年にはセルズニックに見いだされてハリウッド・デビューをした。
 1942年「カサブランカ」では、ハンフリー・ボガートとの許されぬ愛に悩む女性イルザを演じて好評を博し、1943年ヘミングウェイ原作の「誰がために鐘は鳴る」では、戦禍混乱の時代を生きる女性マリアを好演してアカデミー賞の初ノミネートを受け、彼女の人気は不動のものとなる。
 1944年「ガス燈」でアカデミー主演女優賞を受賞し、名実共にハリウッドを代表する女優になる。
 1950年、家庭を捨ててロッセリーニ監督のもとに走って、イタリアへ。当時大スキャンダルとなり、一時期ハリウッドから追放されたような形になった(彼宛に送った熱烈な内容の手紙は有名)が、アメリカ映画カムバックの1956年「追想」で2度目のアカデミー主演女優賞受賞。
 その後、ヒッチコック監督の「汚名」、「白い恐怖」、「オリエント急行殺人事件」などにも出演する。
 また晩年は、脇役としても活躍し、「オリエント急行殺人事件」で第47回アカデミー助演女優賞も取った。
 1972年には自伝「マイ・ストーリー」を発表。
 1982年にはテレビ・ドラマ「A Woman Called Golda」に出演して、ゴールデン・グロープ賞を獲得。

 そして最後の映画出演となった「秋のソナタ」。彼女の女優人生の幕引きにふさわしい素晴らしい映画に出演した後、自分の67回目の誕生日に亡くなった。
 ロッセリーニとの間に生まれた娘イザベラ・ロッセリーニは、モデルとして活躍していたが、その後俳優に転向して「ブルー・ヴェルベット」(1986年)などに出演。




1939 「別離」 ハリウッドデビュー
1941 「ジキル博士とハイド氏」
1941 「四人の息子」
1941 「天国の怒り」
1942 「カサブランカ」
1943 「誰が為に鐘は鳴る」
1943 「サラトガ本線」
1944 「ガス燈」 アカデミー主演女優賞
1945 「白い恐怖」
1946 「汚名」
1948 「凱旋門」
1948 「ジャンヌ・ダーク」
1950 「ストロンボリ」
1956 「追想」 アカデミー主演女優賞
1958 「無分別」
1958 「六番目の幸福」
1961 「さよならをもう一度」
1964 「訪れ」
1964 「黄色いロールスロイス」
1969 「サボテンの花」
1969 「春の雨の中を」
1974 「オリエント急行殺人事件」 アカデミー助演女優賞
1978 「秋のソナタ」


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[PV]

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